五天山・奥三角山

五天山南峰から奥三角山を望む


【行程】 12/7(土)雪時々晴れ [円山公園10:15=(地下鉄)=琴似10:20/10:29=(バス)=平和1条5丁目10:56−五天山南峰11:31−本峰11:37−福井7丁目12:10−奥三角山12:53/13:05−宮の森2条16丁目13:35=(バス)=円山公園13:50]
【メンバー】 隊長


五天山入口石標○先週に引き続き札幌郊外の低山巡りです。寒気が訪れ寒い朝ですがスノーハイクに備えての耐寒訓練には打ってつけの気候でした。バスを下りると南に三角形の山が望まれます、西陵高の脇を通り凍って滑り易い林道を登ると『五天山入口』の石標に導かれて右折します。

○左に神社を見るといよいよ山道です、カチンカチンの階段を登りジグを切りながら高度を稼いで行きます。やや薮っぽい道も前方にテープを認め直進しますと西に巻いた道は行き止まりです、仕方が無いので斜め上方に見えるコルを目指して強引に登ります。

○コルからはまず南峰に登りましょう、ピークに着くと足元はスッパリと150m切れ落ち展望は抜群です(お尻がむづむづして落ち着きません)前方には三角山から奥三角山への稜線が美しいシルエットを見せてくれます。本峰は樹林に囲まれて展望はありませんが三角点と社が祀ってありました。

○北から道が上ってきていましたのでこちらから下ります。やはり登りではテープに惑わされて折り返すところを直進してしまったようです。慎重に階段を下り神社の前の広い道に出た途端にツルッ、慌ててストックを突きますが何の支えにもなりません。むしろ反作用でスライディングは加速されそのまま大地に叩きつけられました「痛ーい」手首を捻ってしまいました「なんたるこっちゃ」油断大敵です。

○暫くは痛さで動けません、急速に気力が萎えてゆきます。ところが上方の木の枝にカラスが来て「ガワーガワー」と騒がしいこと、瞬く間に仲間が沢山集まってきました。きっと美味しい餌が転がっているとでも情報伝達があったのでしょう、こんな所でカラスの餌食になったのではたまりません。

南壁が印象的な五天山よこして山標識○林道を福井の住宅街に向かって下ります、バス通りに出ると今度は小別沢トンネルを目指します(トンネルは来春まで通行止め)振り返れば五天山の鋭い南壁が印象的です。自然歩道の道標から山道に入ります、主稜線まで行かずに奥三角山から伸びる西尾根のコルから取り付き直登します、100mほどで南から上ってきた道と合流すると山頂までは良い道です。

○山頂には「よこして山」の山頂標識が立っていました、隊長のセンスから言えば奥三角山の方が好ましいのですが・・・ここからは東尾根を一気に下ります、始めは細かった尾根も次第に広くなり最後は低い笹に突入です。着いたところはどこかで見覚えが?松山千春邸で挨拶を交わし本日の低山徘徊の締め括りといたします、帰りは都合よくバスが来たので楽をしてしまいました。



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