蓬莱山・中山

スノーシューでスノーハイク

スノーシューで稜線を歩く


【行程】 12/1(日)曇りのち晴れ [大谷地8:00=(車)=中山峠9:10/9:20−蓬莱山10:25/11:25−中山12:23/13:10−蓬莱山13:55−中山峠14:33/14:45==大谷地15:58]
【メンバー】 隊長、S夫妻


アンテナのある蓬莱山山頂○いよいよ北海道の山は冬景色、夏山ハイカーの隊長もいよいよ年貢の納め時です、冬の装備に身を固め早速スノーハイクに出掛けます。まずは足慣らしにと中山峠から閉鎖されたスキー場を通り蓬莱山を目指します。買ったばかりのスノーシューはすこぶるご機嫌よろし、新雪がパフパフと心地好く雪の上に浮かぶように身体を運んでくれます、誰もいないゲレンデを横切り林間を縫うように登ります。

絶好調のスノーシュー ○様々なシーンを試しながら緩々と着実に高度を上げて行きます、リフト終点の向こうに電波塔が見えると山頂に到着です。周囲には霧氷が煌き南には白く輝く羊蹄山の展望が開けます、これを正面にして昼食としましょう。スコップでベンチを作っての食事も初めてで何から何までSさんのお世話になります。

○暫くすると高笑いと共にFさんの登場です、続いてU田さんも・・・やがて雪を求めて転進してきた夕日岳隊7名が到着し賑やかなことです。ここで一緒に食事かと思いきや、中山まで行くとのこと、我々を残して風のように去って行きました(さ、寂しい・・)

中山山頂で緊急オフミ開催○天気も良いしトレースも有る、我々もF 隊の後を追うことにいたします。『オイオイ何をそんなに急ぐのです、隊長は息が上ってまっせ』S妻のスピードたるや息つく暇もありません・・・体力では敵いませんが根性だけはと必死に食らいついて行きます。あっと言う間に先行者を捕らえ一緒に中山山頂になだれ込みます。

中山山頂の反射板○こちらの山頂には反射板があり樹木が少ないので360度の展望が得られました。無意根山の白いピークが青空に突き上げ、空沼岳、札幌岳が眼前に大きく展開します。誰も居ない静かな山頂に突然響き渡るギャオスの雄叫び・・・電動ゴキブリと嫌われているスノーモービルが7台も乱入です・・・嫌ですね。

○帰り道は少し余裕ができ周りの景色を楽しむことができました、空は抜けるように青く澄み渡り、音の消えた世界に荒い呼吸とラッセル音だけが続きます。いやぁ初めてスノーシュースを履いての雪上ハイクは想像以上に素晴らしい体験でした。北海道ならではのパウダースノーに隊長の心は蕩けてしまいそう、スノーハイクに嵌りそうな予感に慄く今日この頃です。



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