石狩連峰

ユニ石狩岳・音更山・石狩岳

縦走路から石狩岳を望む


【行程】 9/22(日)快晴 [十勝三股登山口5:30−水場6:44−十石峠7:48−ユニ石狩岳8:20/8:38−十石峠8:56−ブヨ沼9:38−音更山10:58/11:20−石狩の肩11:50−石狩岳北峰12:23−南峰12:30/12:50−北峰13:00−石狩の肩13:20−ニペ見の座13:50−水場14:50−シュナイダー登山口15:10−登山口15:35/15:50=(車)=岩間温泉16:10/17:15==札幌21:40]
【メンバー】 隊長


縦走路からユニ石狩岳を振り返る○朝露を払い、笹を掻き分け、熊笛を吹き鳴らしながら早朝の山道を一人登ります。一本取っていると後ろから軽やかな鈴の音が、渋い単独行氏の登場です。隊長より速いペースですので「お先にどうぞ」(本当は熊が恐いから)「いえちょっと一服してから」(私も熊が恐いので)・・・どうも後ろから迫られると気が急きます、曲り角で道を間違えて迷ってしまいました。この間に前後が逆になりようやく安心してマイペースで登れるようになりました。ところが水場を過ぎると大木の陰で休んでいるじゃありませんか『うーん、しょうがないなぁ』再びトップに立ち樹林帯のなか高度を稼いで行きます。


○本日はエアリアのコースタイム15時間ですが最近の報告ではもっと短縮できているので、なんとか12時間以内になれば明るい内に下れます。高度が上がると木々の間からは原生林の中にそそり立つニペソツが朝陽を浴びて神々しく、急登を一定のペースで黙々と進む隊長の頭の中は空っぽです(・・やっぱり)やがて潅木が低くなり稜線に出るとユニ石狩岳が目前に迫り十石峠はすぐそこでした。荷物をデポしてユニ石狩岳をピストンします。

錦秋の音更山 ○山頂からは秋色に染まった音更山と石狩岳が大きく広がり、雄大な眺めに暫し時を忘れ佇みます。そこへ汗ダラダラの単独行氏が到着です、聞けば氏は北海道1500m以上の山150座を2周目だそうです、どうりで只者ではない隙の無さでした。でも体調は良くなさそうですね、隊長に追いつくのが精一杯のようでした。写ルンデスでの証拠写真シャッターを頼まれましたが、必死で追いついてきた訳がわかりました(ご苦労様です)

○絶好調の隊長は快適な縦走路を飛ばします、ブヨ沼のテントサイトを越えると音更山へ一直線です。音更山は展望の山でした、秋の澄んだ空気のなか前方には石狩岳、振り返ればユニ石狩岳まで続く縦走路、遠くに大雪からトムラウシ、十勝連峰までが一望のもと、ニペ、ウペペ等こんな幸せはめったにありません、盆と正月が一緒に来た(古〜ぃ)

石狩岳北峰にて○音更山を越えると人がほとんど居ません、石狩ノ肩の手前で道を譲られた髭のオジサンの顔に見覚えが、そうです8月に芽室岳西峰で会ったご夫婦でした。隊長の指摘に「ああ、ミーハー隊の」・・覚えていてくれたのですね(どこかの誰かと違い山では滅多にmyHPの宣伝をしないのですが・・魔が差した)

ニペ見の座からニペソツ○石狩ノ肩に荷物をデポし石狩岳にトライします、空身ですから脚は速い、あっと言う間に山頂です。音更山は斜面が紅葉で覆われ黄金色に輝く姿は豪華絢爛、錦秋の石狩連峰を実感できました。ところが南にまだ高い嶺があるじゃありませんか、ここまで来たからには歯を喰いしばって登ります。南峰はニペソツが正面に対峙する絶好の展望台でした。

○石狩ノ肩に戻りシュナイダーコースから下山します。しかし件の単独行氏はどうしたのでしょうか影も形もありません、もう1時間半も遅れていますが大丈夫でしょうか。下山路は急傾斜の稜線を一気に下ります、なかなか急な道ですが良く踏まれており慎重に行けば問題はありません。ニペ見の座付近は赤と黄色の紅葉が尾根を包み今が盛りです、切り取ったような紅葉の額縁の中にはニペソツが黒々と素晴らしい三角形を見せています。

気持ちの良い岩間温泉○傾斜が緩くなり沢沿いの道となると水場で沢を越えます、ここからは左岸を歩き登山口まではすぐでした。あとは林道を30分歩いて車を置いてある登山口です。帰りには岩間温泉に立寄ります、期待に違わず素晴らしい天然温泉でした「真の温泉好き」が集う湯船では温泉談義に花が咲きます。ハードだった山行の疲れも一気に吹き飛びノンストップで札幌まで帰ることができました。





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