雷電山

雷電山山頂にて


【行程】 6/9(日)曇りのち雨 [富岡克雪センター6:15=(車)=朝日温泉6:49/7:07−天狗岩8:02/8:16−中山8:40−前雷電山10:18−雷電山10:40/10:48−前雷電山11:05/11:43−中山12:58−朝日温泉14:02/14:17−雷電温泉14:30/15:20=(車)=札幌18:20]
【メンバー】 隊長、Y彦さん、Iさん、Uさん、おっとSさん、つまSさん、ABさん、熊さん


コックリ湖を望む ○前日の夜、ニセコ清掃登山反省会に乱入した隊長でしたが、ガンさん始め圧倒的なパワーに押され静かに酒を酌み交わします(何故か一人だけ倒れていたようでしたが)さて北海道の朝は早い、前日の騒ぎが嘘のように4時から山に向かう集団には畏敬の念さえ感じます。我々もウドンを食って出発だぁ。
 
○本日は天候不良が予想されますので、交差縦走を断念して朝日温泉からのピストンとします、休業中の温泉宿脇に車を停め、誰もいない露天風呂を覗いてから出発です。湿っぽい樹林帯の道を静々と登ると思いきや・・ABちゃん早いよ!早くも息の上がる一同です「私がペースの手本を見せます」きっぱりと言い切るIさんの一言に救われる隊長でした。

駆け足登山隊は行く! ○ところが先頭に立つと人格が変わる?先程にも増してスピードアップした登山隊はアッと言う間に稜線に出てしまいました。ようやく天狗岩で一休み、山頂方向はガスに覆われていますが、眼下には日本海が広がり積丹半島も見えてきました。20代から60代まで取り揃えた精鋭男子は文句も言わずに黙々と登ります、聞こえるのは熊よけ鈴の軽やかな音色と女性陣のお喋りのみ。

○中山からはアップダウンの少ない良い道ですが、稜線漫歩と言うにはチトきつい(・・だからぁペースが)前雷電山は休まず通過です、ノッペリとした笹原をすごいスピードで突き進むと前方に道標が立っていました。近づくと三角点の周りに数人が倒れています「今日はゆっくりだったから夏山ガイドと同じだわ」う〜ん、誰も反論しない所を見ると何時もよりは遅かったのでしょう(恐るべし健脚集団HYML)

○ガスで展望も無く風も出始めたので乾杯(500mlビールが5本も出てきてビックリ)さっさと写真を済まして山頂を後にし前雷電山まで戻り昼食と致します。いよいよ恐怖の「ラーメンミサ」です。皆さんのメールを読んでいて気にはなってはいたのですが、一向宗の隊長はヤソ教の教えに帰依するつもりはありません、まして怪しいカルト集団の黒ミサじゃないでしょうね。イザ厳かな儀式が始まると金縛り状態となり、言われるままにお替りまでしてしまいました(単なる食いしん坊でした)もう後戻りできない身体になってしまった哀れな子羊の行く末や如何に?

だんだん天気が悪くなる稜線○不信心が天の怒りをかったのか、突然大粒の雨が襲ってきます。慌ててカッパを着用して、滑りやすくなった急な道を慎重に下ります、山頂で飲んだビールのせいでしょうか足元が少々危うい隊長でした。天狗岩を越えロープを過ぎると後はお散歩モードの樹林帯です、だらだらと朝日温泉に辿り着きました。しかし北海道の山は静かですね、日曜日なのに誰にも会わないとは、お陰で山の空気を堪能させてもらいました。

○雷電温泉では高台に建つホテル雷電を選択、日本海に面した湯船からは明るい日差しを浴びて(今ごろ晴れるなー)青から緑色に輝く海原が一望のもと、積丹の険しい岸壁に砕ける白波の音が聞こえるようでした。濡れた身体には熱い温泉が嬉しい、生き返った心地です。さてさてHYMLオフミ初参加はなんとか無事に終了いたしました。



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