巾着山

きんちゃくやま

巾着山への道


【行程】 5/11(土)曇り [野中温泉=(レンタカー)=W(*)16:50−巾着山17:09−17:27/17:35==釧路18:58/23:30=(スターライト釧路)=]*山頂からの方位
5月12(日)曇り[=札幌5:52]
【メンバー】 隊長


巾着山 16.0M(北海道第3位)
○雌阿寒岳を下りた隊長は野中温泉でいつまでも極楽気分に浸っていたいのですが次の山が待っていますので渋々と厚床の巾着山を目指します。途中の阿寒湖温泉の駐車場は満員です「こんな所に来る奴の気が知れん」悪態をつきながらルンルン気分で先を急ぎます。
 
○阿寒横断道路を過ぎると単調な平地の道です、2時間がかりでようやく巾着山の麓に辿りつきました(疲れた!)地図にある小道の入口がわかりませんので西側に車を停め牧場の向こうに望まれる丘を目指します、柵の先は雑木林で笹が茂っていますが躊躇無く踏み込みます。「おっと」遠くに気を取られている間に足元が疎かになり倒木につまずき背中から笹薮にダイブです、脛の打ち身ですみました。

笹薮を分けると山頂 ○数分の笹漕ぎで草の生えた泥道に出会います、この道を進み山頂へはもう一度笹を分けます。展望こそありませんが日本で最東端の低山は隊長の心を高揚させて止みません。名残惜しいが時間が無いので踵を返します。

○ここから釧路まで1時間半で帰らねばなりません、北海道の広さを甘く見すぎました『温泉でノンビリしすぎた』後悔先に立たず。アクセルを床まで踏み込みカーチェイスの始まりです、命がけの追い越しを掛けること数知れず。血走った目の隊長がレンタカー屋に飛び込んだのは終業2分前でした「ああ良かった」お店のお嬢さんの一言が全てを表していました。

○さて夜まで時間はたっぷり「霧のビール園」でゆっくりと食事にいたします。少し酔ったのでしょうか、耳の後ろがくすぐったい?指で触ると何か硬い感触が・・あわてて明かりの下に持ってくると、なんと大きなダニが!さらに顎の下にも違和感が、こちらには小型がおりました。いやぁ、噂には聞いていましたが恐ろしい体験です、きっと笹薮で倒れた時にくっついたのでしょう、北海道の山は良いこと尽くめではないのですね。



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