扇山

鳥沢駅から扇山を望む


【行程】 5/4(土)曇りのち晴れ [高尾8:43=(JR)=鳥沢9:19/9:21=(タクシー1610円)=梨の木平9:30/9:37−水呑み杉10:30−扇山11:14/12:30−君恋温泉13:22/14:35=(タクシー2170)=鳥沢14:45/16:50=(JR)=高尾17:44]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、シェルパ1号、陰の大御所


汗をかかずに山頂へ(ラクチン) ○隊長の帰京に合わせて登山隊の集合です、久々の豪華メンバーですが日頃の不摂生と寄る年波には勝てず、お気軽ハイキングとなってしまいました。しかし考えようによっては、貴重なGWの中日を使っての日帰りハイクほど贅沢なものはありません。とは言うもののタクシー利用で歩行2時間10分とは情けなや(宴会時間の方が長いじゃありませんか)
 
○梨の木平は数台分の駐車場があり3台駐車、車を降りトイレを済ますと出発です、アレアレ早速アベックに追い抜かれてしまいました(本日は超亀足の登山隊でした)杉の植林帯をゆるゆると登り水場を過ぎると新緑のなかをジグザグに高度を稼いで行きます、今日は曇っていますが5月の爽やかな気候で汗をかきません(スピードが遅すぎるって)

○大久保峠からは広い尾根を緩やかに登ります、山頂は広い草原で南東には雲の切れ目から白い富士山が近くに望まれます。かなりの混雑を予想していたのですが15名ほどと意外な少なさに大喜びです、本日は時間がたっぷりとありますのでここでノンビリします(酒も飲まないのに1時間15分も・・)

山頂は広い草原、富士山が秀麗な姿を見せる○下りは東に向います、傾斜はあくまでも緩く歩き易い道でした。稜線上に君恋温泉の大きな看板を発見し、こちらに下る事にいたします。「山の中に良くぞこんな宣伝看板を」との思いも頭を過ぎりますが温泉を渇望する身体には勝てませんでした。ちんけな不動の滝を過ぎパイプ階段を上ると君恋温泉に到着です(入浴500円)

○男女4名づつしか入れない小さな湯船で沸かし湯ですが汗を流せばさっぱり気分です、風呂から上がればサービスの味噌田楽が待っていて、湯上りの一杯はこたえられません。こうなれば当然この先は歩くなんて考えられません、駅までタクシーで乗りつける情けなさです。

○駅前の食堂で昼から宴会です、生酒の空瓶がテーブルの上に所狭しと並ぶ様は我ながら恐ろしい光景です。次々と電車を見送り、気がつけば宴会時間が歩行時間を上回ってしまいました(情けなぁ)ヘロヘロに酔いながらも狭い跨線橋から見える扇山をカメラに収め、楽しかった山行は無事に終了したのでした(シェルパが高尾で行方不明ですが・・)



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