裏六甲縦走

有馬三山(落葉山・灰形山・湯槽谷山)+逢ヶ山

灰形山から湯槽谷山を望む


【行程】 1/19(土)晴れ [大阪6:02=(JR)=宝塚6:32/7:15=(阪急バス)=有馬7:58−落葉山8:20−灰形山8:45−湯槽谷山9:21−高尾山9:39−逢ヶ山10:00/10:07−有馬口10:52/11:00=(神戸電鉄)=大池11:06=>丹生山系へ]
【メンバー】 隊長(単独)


落葉山下りから灰形山○前日の夜までドタバタで地図の準備の無いままガイドブック(ハードカバー)をザックに詰め込み出掛けます。まあ道は整備されているでしょうし、間違えてもどこかに出られるだろうとの楽観的な見通しでした。時刻表も確認していないので宝塚では43分もバスを待ち前途多難の幕開けです。

○有馬のバス停の前から妙見山参道を辿り高度を稼いで行きます、立派な妙見堂の裏に落葉山の三角点がひっそりと置かれていました。灰形山へは一度下りガレた稜線を渡って一汗かきます、沢山の山名標識が下がっていますが、それぞれに名前が書いてあり関西人は自己主張が強いようです(どうでも良いけど多すぎるって)南側が刈り払われ湯槽谷山のどっしりとした山容が望まれます。

○気持の良い朝の冷たい空気の中、ひたすら登ると湯槽谷山です、こちらの山頂には標識は極小のものが一つだけと寂しい限りです。展望は木々の間から六甲山地が指呼の距離にあり電波塔やらスキー場、ドライブウエイなど賑やかなことです。南西に下り六甲への道を分けると細い山道となります、周囲の木々も原始性の高い雑木林で六甲山系とは思えない落ち着いた雰囲気です。高尾山はほとんど登らずに到着です、山頂には標識が無く北へ下る道(凍結注意の看板)で辛うじて確認できます。

逢ヶ山山頂にて○ここからはガイドブックに無いルートとなります。急坂を大きく下ると仏谷峠です、逢ヶ山への標識が無くもう少しで逢山峡に下るところでしたが、なんとなく危険を知らせる第六感に救われ難を逃れます。踏み跡を辿って着いたのっぺりした山頂には標識がありませんが三角点が真ん中にあります、一人で登頂ゼリーを食しますが北風が吹き付けてきて寒いさむい。

○下りは運を天に任せて西に向かいます、グングン降下して行くと急に明るい斜面にでます、食害から木の苗を守るための白いカバー付きの苗木群はまるで西洋の墓地のようでした。林道に出ると工事中なので迂回してから北を目指します、山王神社に参拝し記帳してから有馬口に到着です、時間も早いし次の山に向かいます。




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