稲村山

高岩から稲村山


高岩=山急山=稲村山

【行程】 11/21(日)快晴[(山急山から)登山口12:35/12:40−八風平分岐12:52−稲村山13:10/13:48−八風平分岐13:58−駐車場14:07/14:20=磯部かんぽの湯15:05/15:50=富岡IC17:08=練馬IC20:07=三軒茶屋20:35=たまプラーザ21:10]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗

○高岩、山急山で西上州を堪能した登山隊は裏妙義の展望台と言われている稲村山に向かいます。この山は短時間で登れるので人気があるようです、登山口には3台駐車しています。(駐車場は登山口に5台、林道入口に3台)出発の準備中に夫婦連れが下山してきました、さらに軽自動車が到着です。乗っていた中高年2人はアッと言う間に出発して行きました。唖然とする登山隊、うーん敵もさるもの、中高年侮りがたし。我々も負けじと歩き始めますが、もう150M近く離されてしまいました。

○狭い林道を少し登ると山道に入ります、黄金色に輝く落葉松林の先は落ち葉がハラハラと風に舞う落葉樹の道となります。すぐに稜線に出て八風平への道を分けると、きつい登りが山頂まで続きます。暫くするとゼーゼー言いながら登るオジサン達に近づきました、ここで一気に抜き去るともう登山隊の前には誰もいません。

稲村山から裏妙義の眺め
○小春日和の穏やかな山頂で至福の時を過ごします、隊長は双眼鏡で舐めるように一座一座確認します。朝登った高岩が逆光に鋭い岩稜を浮かび上がらせています、反対側には先ほど登ってきた山急山が厳しい表情を見せています。東側には裏妙義の全てが望まれます、こちらからの裏妙義の眺めもまた良いものです。昨年12月の妙義裏表三昧の旅が懐かしく思い出されます。



逆光の高岩
山急山を望む○ようやくオジサン達の到着です、何と彼らは高岩(雌峰)を登って、これから山急山に向かうと言っています。「何たる奇遇、世の中には変人が居るもんだぁ」またしても自分のことは棚に上げて驚愕の隊長です。年配の方はバテて途中から空身ですので今の時間からではちと不安です、無事に登れたのでしょうか。

○本日はこれで最後なのでノンビリと過ごします、戯れに缶の中のノートにミ〜ハ〜登山隊参上と記入。あとは晩秋の低山を楽しみながらゆっくり下ります。帰りには磯部かんぽの湯(810円)に立ち寄り汗を流し、富岡IC手前で手打ち蕎麦を食してから高速に乗ります。今回は妙義の西側という未知の地域への旅でしたが、西上州の素晴らしさを再認識できた満足のゆく山行となりました。

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