大千軒岳
大千軒岳を望む
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【行程】 8/8(日)快晴[大野町きじひき高原キャンプ場6:10=松前大千軒岳登山口(山頂まで2700M)8:42/8:48−(山頂まで1000M)9:20−大千軒岳9:35/9:45−(山頂まで1000M)9:56−登山口10:14/1018=(松前温泉)=函館空港16:05/18:35=(ANA864)=羽田19:45] 【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○いよいよ最後の山です、大千軒岳は歩行時間は短いもののアプローチに時間が掛かります、松前まではアクセル全開です。林道は最初の5キロが舗装されていますが残り20キロはとんでもないダートです。登山隊の『ホンダロゴ』ではかなり苦しい旅となりました、途中何回か悲鳴をあげましたが無理矢理やり遂げました。なんとか無事に帰ってきたものの哀れ愛車はボロボロになってしまいました(良く頑張ってくれたなぁ)
○登山口には山頂まで2700Mの標識があり、あとは200Mおきに標識が整備されています。道は良く踏まれていてゴミも落ちていません、地元の方々の愛情の注がれかたが偲ばれます。今日はシェルパは登山口でお休みなので2人で目一杯頑張ります、思いっきり飛ばして玉のような汗びっしょりです、山頂までノンストップで気分爽快。はじめは樹林帯のなかの急登ですが、あと1500Mから明るい稜線上にでます、笹原のなかに山頂までの道がはっきりと見てとれます。なんと四国の剣山の景色に似ています。
○山頂付近はお花畑で色とりどりの高山植物が満開でした。ピーカンの山頂ではゼリーを食し四方の景観に暫し見とれます。下りも一気です、先に入山の2人をパスして汗まみれで登山口に到着です。こんなところで立ち往生したら大変です、帰りは慎重に車を転がして林道を脱出します、海岸に着いたときには正直ホッとしました。とても感じの良い松前温泉(330円)で汗を流してから函館に向かいます。
○お昼は湯の里で『清八』(寿司・蕎麦)の看板につられて入ります、生憎ご主人が不在で寿司は出来ないとのこと、残念ですが手打ち蕎麦を賞味することにします。そこへご主人の帰還です、悪いと思ったのか『岩魚の南蛮漬け』を3匹と冷酒を大判振舞の太っ腹です。ビックリして喜ぶ登山隊です、岩魚はほっぺたが落ちそうです、でも酒は運転できないシェルパが一人で全部飲んじゃいました。
○これで9日間約1500キロにおよぶ登山隊の北海道珍道中を終了します。山はほぼ初期の目標を登ることができました、特に核心部の幌尻岳に幾多の困難を乗り越えて登れたのはとてもラッキーでした。今回は登山隊のメンバーには本当に助けられました、またロゴも小さな身体で良く健闘してくれましたね。