後方羊蹄山

真狩から羊蹄山


後方羊蹄山=十勝岳

【行程】 6/11(金)快晴[羽田7:55=(JAL541)=函館空港9:15=(仕事)=函館駅14:30(坂口@函館さんと会う)/15:02=(スーパー北斗13号)=長万部=ニセコ17:30−ニセコ本通り17:45=(道南バス)=羊蹄自然公園18:00−道新自然の家18:15(泊り)]
6/12(土)
快晴[道新自然の家4:50−『真狩コース』登山口5:00−5合目6:40−9合目7:47−羊蹄山8:35/8:55−9合目9:25−5合目10:09−『比羅夫コース』登山口11:04−駐車場11:13=倶知安11:30=十勝岳へ
【メンバー】 隊長(単独行)

○本州の梅雨を避けて北海道の山に行ってきましたが、本州も良いお天気だったようですね。函館駅では『北海道百名山一人旅』の坂口さんと会うことができました、後方羊蹄山の情報とイカ飯をいただき感激の隊長です、お返しに隊長からはMMLのもぐりワッペンを贈呈します。(なんか藁しべ長者の気分です)

○北海道は日の出が早いので4時にはもう明るくなります、こちらも計画をはやめて5時前の出発となりました。登山口からはゆるい登りが続き、次第に傾斜がきつくなるころに5合目に到着です、ここからはジグザグな登りで高度をどんどん稼いで行きます。さすがに北海道の空気は澄んでいて爽やかです、快調に飛ばします。後方には駒ヶ岳が見えています。

○8合目から道は西へ巻いて行きます、ここの雪渓は幅50Mほどですがきつい斜面をトラバースするのでかなり恐いです。下をみると遥か下の方まで急な雪渓が続いています、ちょっと気を抜くと一巻の終りでしょう。幸い雪は凍っておらずステップもあり無事通過できました。ここを抜けると正面にニセコアンヌプリが現れます、まだ所々に雪を被った伸びやかな稜線はなかなか見応えがあります。

雪の残る火口
○9合目で避難小屋への道を分けると外輪山へのザレた登りとなります。外輪山に立つと雪で覆われた噴火口が現れます、ここからはお鉢めぐりです、岩場の道を反時計回りで山頂を目指します。洞爺湖を下に望みながらの稜線漫歩です、小さなアップダウンを繰り返すと、やがて標識の立つ山頂です。

誰もいない山頂にて
○三角点は山頂標識からさらに150Mほど先ですが、ここには何も標識がなく寂しい限りです。北山から比羅夫コースに下ります、この辺りからぼちぼち登山者とすれ違います。このコースは正面にニセコを眺める豪快な下りが楽しめます。そろそろ暑くなってきましたが、汗びっしょりで登って来る人達を尻目にとっとと下ります。

○2合目までは順調でしたが、ここから登山口まではちと長い、なかなかつかないので疲労感は高まります。平地に近い最後の樹林帯のなかの道は蝉のシャワーです、北のセミはなぜかハスキーボイスです。もう10時過ぎなのにどんどん人が登ってきます、北の人は出発が遅いのでしょうか?

○さて登山口からは舗装道路をバス停まで30分も歩きます。(うへぇ〜)ところが下の駐車場の前にテントと椅子があり片付けています、なにやらイベントがあったようです。倶知安の山開きでした、隊長は記念品(羊蹄山のキーホルダー、タオル、地図)をもらい、おまけに駅まで貸し切りバスに乗せてもらいました。(大型バスにお客が3人とはお金の無駄遣い?)でもラッキー、感謝感激。

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