桧沢岳
塩の沢峠への道から桧沢岳
4月17日 毛無岩=桧沢岳=天狗岩・烏帽子岳
4月18日 諏訪山=笠丸山
【行程】 4/17(土)晴れ [(毛無岩から)根草駐車場9:57/9:59−コル10:47−西峰10:49−本峰10:56/11:10−登山口11:35−駐車場11:45/11:50(天狗岩へ)] 【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○根草の登山口に道標はありませんが民家の庭先を通って行くとガイドブックに書いてありますのでそれに従います。民家の庭から右横に細い道が上がっており、先の林には赤やピンクのリボンがたくさん風にたなびいています。「こっちだ、こっちだ」と深く考えずに登り始めます、林の中の急坂を5分も登ると民家がかなり下に見えます。「だいぶ稼いだぞ、満足満足」そこへ上から一人下りてきますが、登山者か地元の人か判別がつきかねます、なんと言っても西上州登山者のファッションは地味ですから。隊長は念のため「桧沢岳はこの道でいいんですよね」と軽く挨拶がわりにジャブを出します、すると「とんでもない、家の庭先を突っ切るんだぁ」とメガトンパンチが返ってきました。ショック!あの赤テープはなんだったんだ?猟師に民家を知らせる標だったんです。皆さん気を付けましょう。
○さて正式ルートに戻り気を取り直して登り始めますが精神的に参ってしまいました。(いやいや歩く馬鹿者です)道は急なことを除けばまあまあで、時折ヤシオツツジの花が我々の目を楽しませてくれます、シャクナゲの木がたくさん有りますからシーズンにはさぞかしきれいなことでしょう。最後のひと登りでコルに到着です、ここから西峰はすぐそこです。目前の小沢岳の特徴ある穂先が印象的です、先程登った毛無岩も稜線上のコブとして認識できます、目を転じるとこれから向かう烏帽子岳も眺められます。本峰へは少しの登りです、山頂で本日初めて登山者に会いました。(さっきのオジサンは地元民です)単独行氏と中年カップルです、オバサンに八朔をもらい元気回復の登山隊です。
○下りは木の根に捉まりながら慎重かつ大胆に一気におります。沢を渡ると林道に出ますが、反対から来るとここの入り口がちょっと解りづらいと思います。この山は登山口に道標が無く不親切です(西上州で不親切はないけれど)道の脇にワンボックスの廃車がありそこから100Mぐらい先を左に入り黒っぽい堰堤の上流を徒渉します。