岩木山

アップルロードから岩木山


10月30日 東京=(車)
10月31日 =岩木山八甲田山八幡平=盛岡
11月01日 盛岡=早池峰=湯の台
11月02日 湯の台=鳥海山=志津温泉
11月03日 志津温泉=月山蔵王山=東京

【行程】 10/30(金)曇り[三軒茶屋22:00=(車)=]
10/31(土)曇り[=大鰐弘前IC6:00=津軽岩木スカイライン入口7:00/15−8合目7:30/35−鳳鳴ヒュッテ8:04−岩木山8:18/30−8合目9:02/07=八甲田山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗

○11月の初旬、各地でぼちぼち雪の便りが聞かれますが、幸いなことにまだ本格的な積雪はありません。こんなチャンスはめったに有りませんので、休暇をとって登山隊はみちのくセブンサミッツに挑戦することになりました。(勝手に選んだ7峰ですのであしからず、ただし全て百名山です)

○例によって林道の鴉天狗とのコンビでキャノンボールを組み東北自動車道をひたすら北上します。大鰐弘前ICを下りるとリンゴ畑の中の気持ちの良い道(アップルロード)を岩木山へと向かいますが、朝もやのなか黒々と岩木山が津軽平野に聳え立っています。実に雄大な風景です、ここでは山に育てられると言う表現がぴったりとおもいます。途中、岩木山神社に参拝し、津軽岩木スカイライン入口には7時に到着です、ゲートは7時半に開くことになっていますが15分前に開けてくれました。下りの車はありませんのでスカイラインを一人占めして(対向車線にはみ出して)8合目まで一直線です。

ガスで何も見えなくなった山頂
○8合目からはリフトの横を笹のなかの岩の道を登ります。ここからは遠くの山なみが(たぶん八甲田山)きれいに見えるのですが、日本海側からあやしい雲が近づいて来ます、今日は天気が崩れるとの予報なので雲行きが心配な隊長です。鳳鳴ヒュッテからは最後のきつい登りとなりますが元気一杯な登山隊は一気に登りきります。あと20メートルで頂上という時にふと振り返ると足下からガスが忍び寄ってきました(ヤバイ!)なんたることでしょう山頂に立ったときにはあたり一面真っ白です、残念ながら山頂からの眺望は得られませんでした。避難小屋のノートには前日の感想が「好天に恵まれ最高の眺望」と書いてあります、隊長もやけで「ガスで最低の眺望」と記しておきました。

○さて下山にかかりますが駐車場まであと少しの所で雨になりました、やはり天気予報の通りです、残念ですが本日の展望は諦めましょう。でも初日からこれでは先が思いやられます。登山隊は素早く離脱し、次の目標の八甲田山へと向かいます。

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