美ヶ原

王ガ頭から王ガ鼻を望む


焼岳=乗鞍岳=美ヶ原

【行程】 5/31(日)快晴 [乗鞍岳より=(車)=松本13:30=美ヶ原高原14:30−王ガ頭14:50/15:10−王ガ鼻15:27/15:40−美ヶ原高原16:05/16:20=(車)=松本IC18:20=東京22:08]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗

○乗鞍岳を下山した登山隊は天気が良いので美ヶ原へと向かうのでした。実は美ヶ原は認定トライ済みですが百名山教の信心深い隊長がお手軽な企画を立てたのでした。

○美ヶ原高原に着いたのは2時半です、かなりの混雑を覚悟していたのですが意外と空いていました。駐車場は半分の入りです。

○しかし王ガ頭の電波搭と付随の建物には興ざめです、なんで各社もっと協力できないのでしょうか?同じような施設が所せましと競い合っています。ついには山頂に入りきらずに王ガ鼻にも進出し、王ガ頭からの北アの展望を台無しにしています。

王ガ頭にて
○王ガ頭には直登ルートをとります。草原のなかの道を15分も行くと山頂に着くが、電波搭群に囲まれピークが行方不明です。山荘の裏の情けない道を行くとケルンと碑がありました。ここから東と南に開けた展望は百名山の名に恥じないものでした。深田久弥が美ヶ原を選んだのもうなずけます。

○北アは無論のこと中央ア、南アまで素晴らしい展望です。午前中に登った乗鞍岳も優雅な姿を見せています。隊長は愛用の60倍ズーム双眼鏡で、北アの峰峰を一座一座なめるように眺めて行きます。未知の山塊に挑む前の心の高まりを抑え切れません、いつかはあの頂へと心に誓う隊長でした。

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