四阿山・根子岳
あずま屋の稜線から四阿山
【行程】 5/5(火)晴れ [中津川7:43=(車)=上田菅平IC9:45=鳥居峠10:20/10:35−あずま屋12:30−嬬恋清水13:05−四阿山13:31/13:41−根子岳14:41/15:05−菅平牧場管理事務所15:55/16:00=(タクシー)=鳥居峠16:25/17:10=小諸(蕎麦)=小諸IC18:38=練馬IC21:00] 【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、シェルパ1号
○朝起きると天気は快晴、体調も回復してきた。ということで本日は四阿山へと向かいます。中央自動車道から見える恵那山は黒々とナベを伏せたような形で聳え立っています。(存在感あるよなあー)さらに進むと宝剣岳が、長野自動車道からは北ア常念岳がその特徴のある姿を見せています。
○鳥居峠に着いたのは10時半で、もう暑いなか林道を歩き出しますが、救いは新緑の落葉松林でしょうか。いつもの歩き出しカメモードではなく、いきなりハイペースで始まり、はやく山頂へと心急く山旅となりました。
○しかし人に会わない不思議な山です。もっと人気で混んでいると思ったのに、初めて人に会ったのはあずま屋を過ぎてからでした。ラジオの音が聞こえたと思ったら人が下りてきました。なんと小熊に出会ったそうです、親に会うと恐いのでラジオをかけて歩いているということです。これはヤバイ、我々も音を出しながら歩こうということになり、ラジオは無いので喋りながら歩くことにする。しかし悲しいことに喋りながら歩く習慣のない我々はすぐに沈黙してしまいます。おっかなびっくり稜線を歩いたのであまり楽しめませんでした。
○あずま屋と山頂の中間に嬬恋清水という水場がありました、稜線から50メートルのところです。アルパインガイドには載っていませんが季節で涸れることがあるのでしょうか、かなりの水量で沢の音がしていました、もっとも今は雪解けのシーズンですが。
○山頂は明るい笹原の上にあり、少しヤセ尾根の岩場です。この山全体がとにかく明るい雰囲気です。(四阿山から根子岳への下りは暗い原生林ですが)三角点は北峰にあるのでそこまでピストンしますが、鞍部から望む青空に聳え立つ南峰は拾い物でした。(隊長のお勧めです)
○ここのガイドブックのコースタイムにはいろいろ悩ませられました。最後に根子岳から1時間30分ということで山頂からタクシーを呼びましたが、1時間弱で着いてしまいました。ところがタクシーもさるもの、ちゃんと30分前に来てくれたのです。まったく表彰状ものです。おまけに迎車料はたったの180円です(鳥居峠まで4960円でした)この素晴らしいタクシー会社は、菅平観光タクシー0268−22−8484です。
○ようやく今回のGW四国遠征サーガは幕を閉じるのでした。悲しくも美しいサラリーマンお忙し山行でしたが、ここまで長々とお付き合いありがとうございました。
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