高川山

大槻市街から高川山を振り返る(山頂は雲の中)



【行程】 5/12(月)曇り[藤が丘6:59=(東急・JR)=初狩8:53/9:10−登山口9:23−高川山10:52/11:30−天神峠13:07−むすび山14:11−下山口14:22−大月14:40/14:47=(JR)=長津田16:24/17:50=(東急)=藤が丘17:57]
【メンバー】 隊長、16名






高川山レコード hspace=10○今日は隊長の山の会デビューの日です。この歳になって新たに山の会に入るのは至難の業でしたが、仕立て屋ボンが入っている川崎市の山の会に入会することができました。仕立て屋ボンとは10年ほど前に槍ヶ岳を登山して以来山を一緒に行くことはなかったのですが、家が比較的近いこともあり年に何回かお会いしていました。そんな関係から山の会の話を聞き無理をお願いした次第です。




○初めての出会いの緊張して初狩駅に到着すると、狭い駅の待合室は登山客であふれんばかりです。これがすべて山の会のメンバーだったのです。月例の山の会ということで総勢17名の団体となりました。朝まで雨が残る天気だったので他の登山者の姿はありません。さっそく登山口に向かいます。途中で「孤高の犬ピッキー」の墓がある自徳寺の前を通りましたが、残念ながらお参りはできずに心の中で冥福をお祈りします。


○未明の雨の影響で登山道が滑りやすくなっています。積もった落ち葉に脚を乗せると思わずツルッと滑りそうになります。危ない危ない。今日はストックを持ってきていませんから慎重に参りましょう。ペースは早くなく無理なく着いていけました。途中で男坂と女坂の分岐がありましたが女坂を選択です。隊長は高川山は3度目でしたが初めての女坂でした。





高川山の山頂標識 hspace=10○採石場の発破の音を聞きながら徐々に高度を上げて行きます。やがて男坂と合流すると山頂は近くです。もうひと頑張りで明るい山頂に着きました。富岳12景で素晴らしい富士の眺めがあるはずでしたが、残念ながら厚い雨雲に覆われて展望はありません。




○他の登山客の姿はありません。山頂を独占して昼食といたします。40分ほどの休憩ののちに出発です。隊長は孤高の犬ピッキーの話を開陳して注目を浴びました(昔は有名だったのですけど)さてここから大月まで歩くロングコース組と田野倉へ下るショートコース組に分かれます。ロングが10名ショートが7名です。体力の問題もありますが愛犬が心配との事情もありひとそれぞれでした。






○下りは結構な傾斜もあり気が抜けません。目の前で派手な転倒をした姿を見てしまったらなおさらです。たいした下りが無い長いだけの尾根道との記憶は間違いでした。前回は冬枯れで展望が良かった道もむせかえるような新緑に包まれています。遠くに聞こえる自衛隊のくぐもっと砲声とリニア実験線のゴーッという通過音が独特でした。



○天神峠には両側に小さな祠があり昔の峠道を感じさせます。田野倉への道は廃道となっています。少し登ると峯山でした。さらに1時間弱で最後のむすび山です。山頂のベンチでひと休みです。ここから10分強で住宅前の下山口に着きました。反対側から来たら登山口がわかりにくいところです。ここまで来れば大月駅まで20分です。



○隊長の山の会デビューも何とか無事に終了しました。これから徐々に馴染んでゆけたらと思います。単独行も自由で良いのですがリスクも高いので高齢者は避けた方が良いかと思います。そういう意味では仲間と和気あいあいな登山も良いかと思います。これからもお世話になると思いますのでよろしくお願いします。




2025年の記録へ