南高尾7サミッツ
大洞山・金毘羅山・中沢山・入沢山・泰光寺山・榎窪山・草戸山
東山から泰光寺山を望む
【行程】 | 4/16(水)快晴[藤が丘8:55=(東急・JR)=高尾9:52/10:22=(神奈中バス)=大垂水10:42−大洞山11:09−金毘羅山11:21−中沢山11:37−泰光寺山12:10−入沢山12:34/12:50−榎窪山13:22−草戸山13:42−四辻14:47−高尾15:34/15:38=(JR・東急)=藤が丘16:37]
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【メンバー】 | 隊長 |
○南高尾のセブンサミッツに行ってきました。南高尾に7つの山を縦走する面白いルートがあるとのこと。調べてみると高尾山とセットでハート型のトレースが得られるお洒落なコースです。ただ健脚向きなので最近体力不足を感じる隊長は半分のコースとします。それも標高の高い大垂水峠までバスを利用するという超軟弱派でした。
○大垂水に行くバスは丁度よい時間には1本しかありません。高尾駅入り口10時17分の相模湖駅行き神奈中バスです。好天に誘われたのか老人の団体が多数待っています。バスは八王子発なので席は9割り方埋まっています。隊長は何とか席をゲット。ほとんどの登山客は大垂水で下車します。でも大多数は北側の高尾山方面に向かいました。
○南高尾に向かう登山者の少ないこと、静かな山旅への期待が膨らみます。しかし対向者が多いのに驚かされます。次から次へと登山者とすれ違います。道は「関東ふれあいの道」で良く整備されていて何の問題もありません。ただ道標の向かう先が「梅の木平」となっている点が疑問です。○やがて大洞山に到着です。山頂では満開の山桜(もしかするとマメザクラ)が迎えてくれました。ベンチで息を整えて先を急ぎます。小さなピークを巻きますが念のため山頂を見ると「コンピラ山:の標識が目に入ります。慌てて登るとベンチのある山頂でした。これは気を付けないと見過ごしそう。
○次の中沢山は巻き道に看板があり半信半疑で直登します。すると山頂に背中を向けた観音様がいらっしゃいました。仏像の前に立つと「中沢山」の看板がありました。この調子なら見落とす心配もありません・・・と油断してしまいました。
○次の入沢山は分岐を北に向かうと書いてありました。巻き道の縦走路を通りながら分岐を探しますがそれらしいものはありません。西山峠についてしまいました。その先の巻き道との分岐を直登すると山頂には「泰光寺山」の表示が!なんたるこっちゃ、入沢山を飛ばしてしまいました。これじゃ7サミットは完成されません。慌てて来た道を戻ります。
○縦走路を戻るとそれらしい踏み跡を発見。上からは話し声も聞こえます。登ってみたら「東山」の表示が・・・少し先まで行くと道は下り始めます。こりゃ違う。話し声は展望の良いベンチで昼食をとる登山者のものでした。失意の隊長は縦走路までもどります。次の踏み跡を今度こそと登ります。ピークから奥に続く道があるので進むとベンチがありました。天空レストランと表示がある「入沢山」でした。
○景色の良いベンチで昼食といたしましょう。確かに展望は良く正面に中沢山方面の縦走路が大きく眺められます。腹が膨れたら縦走を再開します。先ほど泰光寺山のピークは踏んだので巻き道を選択します。気持ちの良い三沢峠を過ぎると少しの登りで榎窪山でした。山頂標識がなく道標に山名が書いてあります。ちょっと山頂らしからぬ山でした。
○ここから縦走路は今までの東進から北上に転化します。途中で林道になったりして少し調子が狂いますが再び山道となり開けた山頂の草戸山です。これでようやく7座が完成されました。あとは高尾へ向かうだけです。道標が四辻・高尾駅とわかり易くなりました。
○途中の尾根道では東側に背の高い鉄条網が続き興覚めです。拓殖大学の看板がありましたが・・・何もこんな山の中に柵を造らなくても。ようやく四辻に到着です。ベンチがあるかと思ったのですが何もありません。木の根に座ってお茶を飲み休憩します。下から京王線の電車の音が聞こえてきます。やがて山を抜けると住宅街に出ました。高尾駅までは満開の八重桜を愛でながらの1kmでした。
○これで南高尾7サミッツを終わります。縦走路は思ったよりも人が多く驚きました。しかしピークがわかりにくいのには閉口しました。良く調べていかなかった隊長も悪いのですがちょっと不親切な表示でした。軽い足慣らしのつもりでしたが日頃の不摂生が祟り疲労が残る結果となりました(情けなぁ〜)
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