兵庫県・岡山県のお城巡り

姫山・古城山・鶴山・臥牛山(小松山)

高梁駅から臥牛山(小松山)の備中松山城を望む



【行程】 11/14(木)晴れ 行程:11/14(木)晴れ [藤が丘7:52=(東急)=たまプラーザ8:03/8:20=(京急バス)=羽田空港9:10/10:45=(JAL233)=岡山空港11:50/13:10=(バス)=姫路城P14:35−姫山14:55−姫路城天守15:05−P15:47/16:30==ホテル17:00(泊り)]
11/15(金)曇り一時小雨[ホテル8:53=(バス)=12:26=(マイクロバス)=竹田城P12:38−古城山・竹田城天守台13:40−P14:20=(マイクロバス)=P14:45=(バス)=鳥取ホテル18:54(泊り)]
11/16(土)曇り[ホテル8:47=(バス)=津山城P10:20−鶴山・津山城天守台10:44−P11:18/11:46==P14:02=(マイクロバス)=ふいご峠14:16 −臥牛山(小松山)14:45−松山城天守14:50−ふいご峠15:20/15:37=(マイクロバス)=P15:48=(バス)=岡山空港16:45/19:45=(JAL242)=羽田20:55/21:15=(東急バス)=市ヶ尾21:54/22:01=(東急)=藤が丘22:04]
【メンバー】 隊長、シェルパ1、24名



○兵庫県と岡山県のお城めぐりツアーに参加しました。羽田から岡山に飛行機で飛びバスで姫路城を見て姫路で一泊。翌日は竹田城址をめぐり鳥取でカニ料理に舌鼓を打ち一泊。最終日は津山城址と備中松山城を巡り岡山空港から羽田に戻るプランです。バスは3日間で424Kmの走行と長距離となります。竹田城址と松山城へはマイクロバスに乗り換えとなりますから定員の関係で総勢25名となりました。



【姫路城】姫山45.6m
姫山に建つ姫路城の天守 hspace=10○姫路城は現存12天守閣のうち最大のもので白鷺城と呼ばれています。広い場内から遠いところに駐車場があり天守に至るまでに疲れてしまいそう。それにしても外人の姿が目に着きます。円安効果なのでしょうかインバウンドの勢いは凄まじいものがあります。基本は平城なのですが天守は姫山という丘の上に建っていますので低山として訪れてみましょう。













堂々たる姫路城(白鷺城)の天守 hspace=10○天守台に上がると入口は地下からとなります。天守は地上6階地下1階の7層構造となっています。それにしても広い室内です。階段も余裕があり板の間はだだっ広く沢山の人が入っているのに余裕を感じさせます。階を重ねるぎとに次第に急になる階段を踏み外さないように必死に登ります。もちろん靴を入れた袋を片手で持っていますから、もう一方の手で手すりをしっかりと支えます。



○最上階からは姫路の街並みが遠くまで見渡せます。ただ犬山城のように外にベランダ回廊がありませんから視野はそんなに広くはありません。各々の窓を覗きながらの展望です。



○帰り道にお菊の井戸がありました。播州皿屋敷の舞台です。関東人の隊長は「番町皿屋敷」の方が馴染みがありますが日本各地に似たような話が残っているのでしょう。







【竹田城】古城山353m
竹田城の天守台 hspace=10○翌日は竹田城に向かいます。雲海に浮かぶ城跡として有名な竹田城址です。全国でも屈指の山城遺構が見られます。大潟バスが入れませんから麓でマイクロバスに乗り換えます。狭い山道を登ると駐車場で車から降りて歩きます。結構な坂道を700mほどで石垣を積んだ城跡に到着です。




○雲海が出やすい季節では」ありますが現れるのは朝の8時ぐらいまでなので諦めます。それでも雲海が出る確率は3割ほどとのことなので仕方がありません。小雨が降る天候でしたが傘をさしての城址めぐりも乙なものでした。この竹田城は古城山の頂に造られています。天守台から眺める竹田の城下町に想いを馳せながら栄枯盛衰の歴史を回想いたします。








【津山城】鶴山142m
津山城の立派な天守台 hspace=10○津山の町なかにある小高い小山に津山城址はあります。鶴山と呼ばれていた丘はいまでは全体が鶴山公園となっています。立派な石垣が多数残っています。麓から標高差で50mぐらいの高さですからかなりの階段と石垣があります。綺麗に整備された城郭の一角に再建された備中櫓が建っています。長い階段を上りきると広い広場の本丸跡にでます。その奥が天守台となっていて大きさから推測するに立派な天守があったようです(明治時代の貴重な写真もありました)













【備中松山城】臥牛山(小松山)430m
質実剛健な備中松山城の天守 hspace=10○現存天守のうち唯一の山城です。高梁の街から望まれる臥牛山の天守閣ははるかに遠い存在です。狭い山道を上るためマイクロバスに乗り換えます。ふいご峠という場所で車を降り歩き始めます。ふいご峠が標高300mですから小松山430mまで標高差130mの結構な登りです。舗装された道ですから問題はありませんがご老体にはちと酷な道でした。参加者のなかには諦めて登らない人もいました。



猫城主さんじゅーろー hspace=10○本丸跡の広場には猫城主の「さんじゅーろー」がお駕籠に座って我々を待っていてくれました。『かわいいなぁ』猫好きな隊長はメロメロです。天守は一段上がったところにあり二層二階の小ぶりなものです。でも華美な装飾はなく山城として質実剛健を感じさせるものでした。



○これで隊長の現存12天守閣はコンプリートされました。思えば55年前に彦根城を訪れたのが初めてでした。それから高知城と松本城を訪問したのですが、昨年から本格的に巡り始めて今回で完成となりました。世の中には百名城などというものもあるようですが、どうも隊長の琴線には触れないようです(よかった!)





2024年の記録へ