白嶽・立亀岩・飯盛山

駐車場から白嶽を望む

5月 9日 御岳
5月10日 烏帽子岳城山
5月11日 白嶽立亀岩・飯盛山
5月12日 龍良山麓清水山



【行程】 5/11(水)曇り[ホテル発7:59==乗り換え8:18=(マイクロバス)=P8:38−登山口8:45/8:54−行者の岩屋9:44−鳥居10:10−白嶽11:10/11:28−テラス11:40/12:05−鳥居12:40−登山口13:32−P13:41=(マイクロバス)=乗り換え13:59=(観光)=東横イン厳原15:38/16:31−立亀岩16:49−飯盛山17:10−東横イン厳原17:38(泊り)]
【メンバー】 隊長、男4,女3、シェルパ、ガイド


【白嶽】しらたけ519m
トラックレコード ○古くから霊峰としてあがめられ九州百名山にも選定されています。今回のツアーで唯一の登山入門レベルです(あとはハイキングレベル)隊長の期待度も白嶽のウエイトが高く何としても登りたいと思っていました。心配な天気ですが前日までは雨の予想を大きく裏切り夜半の雨も朝には止みました。















頂上直下に咲く可憐なチョウセンヤマツツジ○登山口には大型バスが入れませんからマイクロバスに乗り換えて行きます。それでも最後の300mは歩くことになりました。登山口からしばらくは植林地帯が続きますが、鳥居から上は常緑樹の原生林となります(聖域なので伐採禁止)狛犬のある山頂前広場からはロープがある急傾斜の登りとなります。雄岳と雌岳の鞍部に出ると雄岳の基部を回って最後の登りです。可憐なチョウセンヤマツツジの花が登山隊の緊張感をほぐしてくれました。














おっかなびっくり雄岳の山頂に立つ隊長岩の殿堂雌岳○岩の間をすり抜けて狭い山頂の岩に立ちます。4畳半ほどの岩は周囲に柵などなく次第に急になる傾斜に脚がすくみます。雌岳の姿を撮ろうとしたら恐怖で思わずしゃがみこんでしまいました。風が無かったから良かったものの強い風が吹いていたら登頂は難しかったと思います。槍ヶ岳や剱岳よりも数倍怖い思いをいたしました。若い時に上った鳳凰三山の地蔵岳オベリスクのてっぺんと同じぐらいの恐怖感でした。




















360度カメラで山頂の登山隊を撮る○ここでガイドさんが360度カメラを取り出すと長い棒に取り付けて頭上に掲げます「みなさん、上を向いて!」何をご無体な、隊長は半泣きで空を見上げたのでした・・・情けなぁ〜。下りはじめの一歩が恐ろしい「岩に身体を寄せると安心です」ガイドさんに励まされて何とか無事に降りることができました。とても怖かったけれど満足感でいっぱいの白嶽でした。



















【立亀岩】たてがみいわ50m
トラックレコード厳原市街から飯盛山と立亀岩○厳原港の脇に魅力的な低山がありました。飯盛山と立亀岩です。この2山は一体とも考えられるのですが別々の名前が付けられているので行ってみましょう。最終日の午前中に時間があるので登ろうと思っていましたが天気が悪くなりそうです。幸い白嶽から帰ってまだ3時半です。シャワーを浴びて一休みしてから出発します。




○厳原港に向かう厳原大橋を渡ると前方に赤茶けた崖が見えてきます。橋を渡って数件の民家の脇に苔むした急な階段が崖に向かいます。一気に登ると蒸し暑さで汗をかきました。さっきのシャワーは何だったんだ。30mほど登ると階段は終わり左手に住吉神社がありました。神社の奥は山と崖で道はありません。




厳原大橋から立亀岩を望む立亀岩の山頂にある石碑○右に薄い踏跡が続いていますからこちらに進みましょう。竹林となり左右から倒れた竹を払いながら進みます。やがて左に大きく回り込むと山頂へと続くであろう道は険しくなってきます。息を弾ませながら一歩一歩進みます。やがて小さな広場でると真ん中に植え込みがあり一本の木が生えています。裏側には日露〇役の小さな石碑があるのでした。










【飯盛山】いいもりやま82m
北側から飯盛山を望む飯盛山山頂付近の藪○国道382まで下り山麓を左折して坂道を登ります。左手に新興住宅地が並ぶ路地があるので入ります。新しい住宅が100mほど両側に並んでいますが突き当りで舗装は途切れます。そこからジャリ道の上り坂となり先に続いています。しばらく行くとジャリもなくなり草が生えた道となり行く手を阻みます。




○強引に進むと地形図通りに急角度で曲がり山を巻くように先に続きます。Xの字で切り返した先に道はなくなり、そこから山頂へと続く薄い踏跡をたどります。草が生い茂りほとんど藪漕ぎ状態です。汗はだらだら喉はからからでした。ようやく着いた山頂は草が茂っていました。





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