都留アルプス

蟻山山頂の電波塔



【行程】 12/9(日)曇り [たまプラーザ7:06=(東急・JR・富士急)=都留市9:18/9:23−蟻山10:20−長安寺山10:46−東屋11:37/12:07−楽山球場13:14−十日市場13:31/13:47=(富士急・JR)=八王子(宴会)15:12/17:46=(JR・東急)=たまプラーザ18:38]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、北の鼠男、中東の王子様



発電所につづく導水管 ○今年の忘年山行は山梨県の都留アエルプスに白羽の矢を立てます。ここは昨年の11月に出来たばかりの新しい登山ルートです。都留市街に沿って全長8Kmに渡り標高600m前後の山々が山脈をなしています。冬枯れの低山歩きにぴったりの企画でしょう。新たに中東の王子様が加わり強力メンバーとなりました。ただ大船からの参加なので9時20分と遅い集合です。必然的に5時間半の“がっつりコース”全コースを歩くことは難しく、途中で降りる4時間の“一般コース”を選択いたします。




○都留市駅で富士急電車を降りた登山者は我々だけでした。夏に行った人の話しでは誰にも会わなかったとか・・・噂に恥じない静寂さでしょうか。今年一番の冷え込みのなか雪を被った富士山と電波塔の立つ三つ峠山を仰ぎ見て出発いたします。深田発電所の脇が登山口です。導水管の横にあるコンコリートの九十九折の道をゆっくりと登ります。息が切れ始める頃に稜線に到着。ここで2人連れに出会います。少し登るとピークに5人組が休んでいました(結構人が入っているジャン)




鞍部にあるピーヤ○次のピークは電波塔の建つ蟻山です。建物の裏に烽火台跡があります。展望の良い山頂でしたが冷たい風が吹き付けるので早々に出発いたします。冬枯れの稜線からは都留市街が意外な近さで望まれます。白木山、長安寺山と越えて大きく下ると導水管の渡る水道橋のピーヤです。もうほとんど下界で街並みが手の届くところに見えています。




○途中で9人の団体とすれ違います。580mの天神山まで登り返して先に進むと友愛の森にある東屋です。ここで昼食といたしましょう。ずっと前後していた5人組も一緒します。山慣れた人たちで立ち居振る舞いに隙がありません。甲府から来られた由、柿をご相伴させていただきました。少し休んでいると寒くなってきます。




○展望の良い植林地を過ぎると樹林帯の中の暗い道が続きます。途中で20人ぐらいの団体とすれ違いました。本当に賑やかな山域ですね。ミツマタの群落地帯を過ぎると楽山球場への分岐です。本日はここまでとして目の前の球場に下ります。やまびこ競技場の裏手にある小さな踏切(手で遮断機を持ち上げて潜る)を渡ると松尾芭蕉の石碑を経て十日市場駅です。




○ここで衝撃の出来事が!鴉天狗の大きなザックから山盛りの柿が出てきたのです。家の庭で取れたものだとか。それにしても重かったでしょう。3Kgぐらいはありますよ。こんなハンディを背負ってよくぞ縦走したものです(恐るべき体力!)隊長はじめ参加者のザックは往きよりも重くなったのでした。



○八王子で反省会兼忘年会を開きます。駅前の居酒屋で明るいうちから一杯とは良いご身分ですね。昔話に花が咲きますが身体の状態の話題も尽きることはありません。この先いつまで健康で登山が続けられるのでしょうか?



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