川苔山

曲ヶ谷北峰から川苔山を望む



【行程】 5/3(水)晴れ [たまプラーザ5:42=(東急・JR)=奥多摩8:12/8:30=(西東京バス)=川乗橋8:41/9:09−細倉橋9:53−百尋の滝10:45−沢11:32−川苔山12:30/13:00−林道13:52−赤久奈山14:18−川井分岐14:50−古里15:35/15:53=(JR)=立川17:00/19:54=(JR・東急)=たまプラーザ20:48]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、北の鼠男



○GWに奥多摩の川苔山に行くことになりました。大変な混雑が予想されるのでホリデー快速の到着前に集合することにいたします。ところが駅に着くと鼠男の姿が見えません。取りあえずバスの行列に並びながら電話をしますが・・・呼び出し音が空しく続きます。すると突然『川乗橋行の臨時バスが出ます』という掛け声とともに列が動き始めたので、やむなくバスに乗り込みます。



○バスが発車してからようやく鼠男に電話が通じました。快速に乗って着き、なんとか奥多摩駅の改札を出たようです。芋を洗うような混雑で改札を出るのに10分も掛かったとのこと。バス停の列に並んで後発のバスで来るように指示します。幸い臨時便が増発されて5台目のバスに乗り込むことができ20分の遅れで済みました。それにしても連絡もなく遅れるとは!



迫力のある百尋の滝○川乗橋のバス亭は次々と着くバスから吐き出された登山者で溢れかえっています。みなさん三々五々出発して行きます。登山隊もようやくメンバーが揃ったので徐に歩き出します。新緑の林道をゆっくりと進みます。細倉橋から山道に入り沢沿いの道を登ると百尋の滝です。分岐から50mぐらい階段の道を下ります。目の前には結構な迫力の滝が落ちています。



○ここからは本格的な山道となり急な登りが続きます。ペースは早くもなく遅くもない感じでしたが、何度も若者のグループに追い上げられ道を譲ります「登山隊も歳を取ったもんだ」どうもなんだか周囲の様子が違います。普段良く見かけるジジババ集団があまり居ません。それもそうですサンデー毎日なので、何も混んだ休日に来なくても良いのですからね。



混雑する川苔山の山頂にて○分岐のある稜線に出ると山頂まで200mです。見晴らしの良い尾根道を登ると待望の山頂でした。老若男女でごった返す頂は都心の盛り場のようでした。眼下に黒々とした本仁田山が望まれ遠くに富士山が霞んでいます。北に目を転じると長沢背稜が真近に見え西の雲取山へと続いています。それでは混雑した山頂を避け手前に戻り昼食といたします。



○先ほどの分岐まで戻り古里方面に向かいます。こちらの道は通る人も少なくなり静かな山旅が始まりました。エビ小屋山の北側を巻くように降下すると林道に出ました。この辺りから2人連れと抜きつ抜かれつを繰り返しながら下山します。再び山道に入り赤久奈山のピークにこだわり踏み跡を辿ります。川井駅への分岐を過ぎると最終コーナーです。



○民家の所に降りると駅は驚くほど近くでした。登山地図に従って線路の南側の駅舎に向かいます。ところが改札を潜って跨線橋を渡ると上りホームにも改札口がありました(なんのこっちゃ?)すると残念なことに当駅には停まらないホリデー快速が目の前を通過して行きました。電車は少し遅れていましたので、先ほどの2人連れも何とか間に合いました。



○立川で居酒屋に立ち寄ります。まずは本日の反省から。鼠男君は遅刻を盛んに謝っていました。でもメールで連絡をしたと言い張ります。そこで確認したらPCアドレスへ送信してました・・・嗚呼、歳は取りたくないもんだ!今回はGW連休の初日を使って奥多摩の川苔山に登るなんて、従来では考えられない贅沢な山旅でした。隊長も歳を重ねてガツガツしたところが無くなってきましたが、少しさびしい気もする今日この頃でした。







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