ニュージーランドトレッキング
ルートバーン・トラック
レイクマッケンジーロッジからの眺望
【行程】 | 1/27(金)小雨 [ホテル発9:35=(バス)=デバイド峠10:45/11:00−キーサミット12:00−ハウテン湖ハット13:00/13:30−アーランド滝14:37−レイクマッケンジーロッジ16:00(泊り)] 1/28(土)晴れ [ロッジ発9:20−オーシャンピークコーナー11:00/11:10−ハリスサドル13:10/14:10−ルートバーンフォールズロッジ15:39(泊り)] 1/29(日)雷雨のち晴れ [ロッジ発9:19−ルートバーンフラット9:59/10:27−ルートバーンロードエンド12:20/13:42=(バス)=表彰式14:16/15:05==クイーンズタウン16:15(泊り)] 1/30(月)晴れ [ホテル発8:33=(バス)=ハーミテージホテル13:22/14:42−レッドターンズトラック15:44−ホテル16:35(泊り)] 1/31(火)雨 [ホテルで休憩(泊り)] 2/1(水)晴れ [ホテル発10:06=(バス)=テカポ湖畔11:45/13:12=(バス)=クライストチャーチ16:45/18:00=(NZ544)=オークランド19:20/19:39==ホテル19:44(泊り)] 2/2(木)晴れ [ホテル発6:58==オークランド空港7:02/9:55=(NZ099)=成田16:42/17:30=(バス)=たまプラーザ19:23(泊り)] |
【メンバー】 | 隊長、林道の鴉天狗、男5、女6、TL |
○ルートバーンもミルフォードと同じ会社が運営しているので同じシステムです。ただ定員が40名と少なくなります。隊長は風邪で体調がすぐれませんが、あるご夫婦の奥様が不調でご夫婦ともにルートバーン不参加となりました。アテナウからバスでデバイド峠に向かいます。今回も小雨の中の出発となりました。途中でキーサミットに立ち寄りますがガスで何も見えません(残念!)
○昼食後にアーランド滝を通過しますが、雨で水量の増した滝壺の前を水しぶきを浴びながらガイドに支えられながら渡ります。今日の宿はレイクマッケンジーロッジです。ミルフォードトラックに比べて人数が少ないのでよりアットホームな感じのツアーとなります。
○ルートバーンのハイライトは2日目の尾根歩きです。幸い天気は晴れていますから展望に期待がもたれます。ゆるゆるとオーシャンピークコーナーに向かって登って行きます。あと少しで到着というところで何を勘違いしたのか、隊長は道を外れてしまいました。薄い踏跡を辿りながら山奥に進みます。鴉天狗が一緒だし後方から2人も着いてきます。だいぶ登ったところで道が無くなり4人で戻ります。
○稜線をトラバースする道からは雪を被った高峰が青空をバックに眺められます。高山植物は黄色と白の花しか無くてちょっと寂しい感じですが一面に咲くさまはそれなりに綺麗です(蝶や蜂がいなく蛾と蠅しかいなかったため)ハリスサドルの小屋で昼食です。ここからコニカルヒルまで往復しますが体調不良の隊長は自重してパスします。
○ハリス湖沿いの道をゆっくりと下るとルートバーン滝を見てルートバーンフォールズロッジです。ここのベッドは全部1段なのでゆったりとしています。夜半から雨脚が強くなり朝には雷まで鳴るようになりました。やはり連続して晴れるのは難しいのですね。
○本日は雨の中をゆっくりと下って行きます。渓谷沿いの道は歩き易く時々吊橋を渡ります。ルートバーンロードエンドに到着すると各国のハイカーが出迎えてくれます。ミルフォードトラックと違う点は一方通行では無く反対方向に進む個人トレッカーがいるということです。やはり挨拶を交わしながらすれ違うのは良いものです。バスで途中の村の居酒屋によって認定証の授与式となります。日本人によるハグも板についてきました。クイーンズタウンに戻ってホテルに泊まります。
○翌日はバスでマウントクック山麓のアーミテージホテルに移動します。マウントクックは30%しか見ることができないそうなので心配していましたが、到着した時にはピーカンで山頂まで良くみえました。翌日の天気が良くない予報だったので、軽いハイキングをします。夜には星空ツアーにも参加です。南十字星が綺麗にみえましたが、オリオンとか星座が逆さ向きなので違和感はあります。翌日はやはり雨でした。ヒラリー記念館や映画などで楽しみます。
○ルートバーントラックで女性が脚を痛めて車椅子での帰国となりました。やはり日常の鍛え方が足りないと無理は禁物でした。そうはいってもミルフォードとルートバーンの両方を一気に巡るツアーでしたがコースは難しいところもなく普通に歩けば誰でも完歩できそうです。ただし隊長のように油断していると風邪を引き苦労させられることになります。美しいニュージーランドの風景を瞼に浮かべながら旅の余韻を楽しんでいる今日この頃です。
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