後山・笹無山

船木山から後山を望む



【行程】 6/2(木)曇り時々晴れ [武蔵の里7:56=(車)=後山キャンプ場8:18/8:23−船木山9:35−後山9:57/10:07−船木山10:24−後山キャンプ場11:13/11:35=笹無山14:00/14:14=岡山15:15/15:49=(のぞみ36)=新横浜18:55/19:36=(横浜市営地下鉄)=19:52]
【メンバー】 隊長



熊に注意の赤看板 ○後山キャンプ場までは舗装の良い道です。駐車場には一番乗り。駐車場から100mほど戻ったところから沢沿いに登ります。登山口では赤い「熊に注意!」の看板が目につきます。単独で他に登山者の影もないことからちょっとビビリました。沢ではカジカの鳴き声が賑やかでした。30分ほどで沢を渡り尾根に取り付きます。ジグを切ながら高度を上げて行きます。



○やがて広い稜線に出ると一直線の緩い登りが続きます。あまりの長さに隊長も少々お疲れ気味です。それでも黙々と歩みを続けます。さいわい気温は高くなく乾燥した空気は心地よく汗はすぐに乾きます。長かった道もようやく終わり縦走路に出ました。ここから少しで船木山です。展望写真が飾ってある景色の良いピークに立つと瀬戸内海まで見通せました。



岡山県最高峰の山頂標識○船木山で一休みしたら後山に向かいます。大きく下ってから登り返しますが大したことはありません。やがて小さな祠の鎮座する山頂に到着です。いろいろな山頂標識が賑やかに出迎えてくれました。そのなかでも岡山県の最高峰と記されたものが印象的でした。展望は良いのですが馴染みの無い景色ばかりで山座同定など夢のまた夢です。



○あいにく曇り空でしたから長く風に当たっていると寒いくらいです。そんなことで名残は惜しいが山頂をあとにします。最後の下りですから慎重にまいります。急登のところで本日初めて5名のパーティに出会います。盛大に鈴をならしながら・・・『熊は大丈夫でしたか?』心配は皆さん同じなのですね。



道端の笹無山○それから4名の登山者とすれ違いました。結構人気の山なのですね。駐車場まで下山するとまだ11時13分じゃありませんか。予定外の早着ですから麓の「愛の村」温泉はまだ開いていません。仕方がないのでキャンプ場の水道で身体を洗ってお茶を濁します。



○帰りには倉敷市にある低山の笹無山に立ち寄ります。カーナビに導かれて田んぼの中の細い道を進むと道路沿いにこんもりとした緑が目に飛び込んできました。そこが目指す笹無山でした。事前にグーグルのストリートビューで確認してきたので驚きはありませんが、しかし立派な山なのでした。路肩に駐車して南端の看板の所から登ります。すぐに木々の茂る山頂ですが北側への下りはちょっとした崖で慎重に下ります。



○今回の中国地方遠征は3つの最高峰+低山を巡る旅でした。天気にも恵まれ計画通りに初期の目的を果たすことができ大変満足です。山自体のグレードは低く登山としては面白みに欠けたきらいはありますが、一連の旅としては意義深いものでした。




2016年の記録へ