恐羅漢山

牛小屋高原から恐羅漢山を仰ぐ



【行程】 6/1(水)曇り [三段峡8:05=(車)=牛小屋高原8:48/8:52−夏焼峠9:11−恐羅漢山9:54/10:04−牛小屋高原10:30/10:36==武蔵の里15:25(泊り)]
【メンバー】 隊長



背の高い山頂標識 ○昨日は通行止めのため牛小屋高原にたどり着けなかった隊長でしたが、本日は迂回路表示に従い191号を奥に進みます。すると立派な道路が現れました。新しいトンネルもあり昨日の狭い林道に比べると雲泥の差です。これなら最初からこちらの道を選択したら良かったのに。情報の古いカーナビを恨みます。



○牛小屋高原には立派なキャンプ場や駐車場もありスキーのリフトが何台もあります。ちょうど山作業の人々が集まる時間でしょうか。でも登山者は誰もいません。道標に沿って夏焼峠への道を進みます。緩い登りの遊歩道を20分で峠です。ここから稜線沿いに恐羅漢山を目指します。



宮元武蔵の像が迎えてくれる○始めは急坂ですがすぐになだらかな明るい稜線に出ます。やがてブナの樹林帯に入り新緑の森を堪能しながら息を弾ませます。立山尾根分岐を過ぎると山頂は近い。広い山頂には背の高い山頂標識が立ちます。島根県側は樹林で眺望は利きませんが東側のスキー場は展望が開けます。誰も居ない静かな山頂はカラスの鳴き声が長閑に響き渡ります。遠くではカッコウの鳴き声が聞こえてきます。



○下りは立山尾根を一直線。階段状の山道を慎重に下ります。やがてリフト降り場からスキー場の脇を通り登山口へと戻ります。なんということでしょう登り1時間、下り30分ではないですか。あまりの呆気なさに吃驚仰天の隊長でした。でも本日はここから岡山県の東端まで延々のドライブです。広島県・岡山県を横断する中国道はガラ空きで至る所に道路工事の車線規制が敷かれています。眠気を振り払いながら必死のドライブが続きます。



○本日の宿は武蔵の里です。宮本武蔵の誕生地です。記念館などを見学して五輪書に触れます。まぁそれほど興味があったわけではありませんが、吉川栄治や司馬遼太郎は読んでいますのでそれなりに楽しめました。登山口まで11kmなのでこの宿を選んだのですが思わぬ観光をしてしまいました。




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