寂地山

静かな寂地山山頂

○今回は都道府県の最高峰シリーズで中国地方の三山に挑戦です。山口県の寂地山から広島県の恐羅漢山をへて岡山県の後山に向かいます。まず広島空港に降りてレンタカーで寂地峡を目指します。昔は林道終点まで車で入れたようですが今は通行止めです。ところが駐車場前のお店で聞くと遊歩道の入口まで車で入れるそうです。おばさんは盛んに周遊コースを進めますが先を急ぐ隊長は躊躇なく遊歩道往復を選択します。



○東屋のある遊歩道入口には小さな駐車スペースがあり１台駐車しています。車を停めたらさっさと出発いたします。沢沿いの遊歩道は良く整備されていて歩き易い道です。階段状の山道をグングン登ります。やがて林道に出ると途中からダートに変わり林道終点の登山口に到着です。ここからは本格的な山道となります。新緑の森を楽しみながら登ります。



○ところが３０℃近い高温のなか汗をダラダラ流しながら一歩一歩進みます。さいわいなことに心地よい涼風が吹き抜けて真夏のような熱中症の心配はありません。稜線に出るとカタクリ群生地の看板がそこここに見受けられます。シーズンにはさぞかし見ごたえがあることでしょう。



○山頂に着くと単独行の老人が休んでいました。この方と暫し歓談します。恐羅漢山は通行止めだったので寂地山に来たとか・・・ふと不安が過ります。できれば今日中に恐羅漢山もゲットしたい隊長でしたから心配です。コースタイムが多めでしたから大きく短縮して駐車場に戻りました。この分ならなんとかギリギリでもう一山行けるかもしれません。アクセルに力がはいります。



○戸河内ＩＣから恐羅漢スキー場の看板を見て進みます。入り口に通行止め迂回路の看板がありましたが良くわからないまま進みます。３０分も進みあと少しで恐羅漢スキー場というところで通行止め。万事休す！残念ながらあきらめざるをえません。入り口まで戻り迂回路の看板を精読すると・・・何とかスキー場まで行けそうです。ホッと一安心。明日に賭けましょう。



○本日の宿は三段峡温泉です。時間があるので三段峡を散策します。２．５Ｋｍ先の黒淵まで往復します。思ったより変化に富んだ景観で奥深い渓谷美でした。シーズンオフなので宿屋には宿泊客はサイクリングおじさんと隊長の２人だけの寂しさです。本日は寂地山があっけなく登れたので恐羅漢山もと欲張りましたが通行止めにて敢え無くダウン。そのおかげで三段峡を楽しめました（少し負け惜しみ）




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