武山・砲台山・三浦富士

武山から砲台山を望む



【行程】 5/21(土)晴れ [たまプラーザ7:00=(東急・京急)=横須賀中央8:34/9:15=(京急バス)=南武入口9:38−武山10:15/10:32−砲台山10:48/11:01−三浦富士11:27/12:40−長沢13:24/13:27=(京急)=三浦海岸13:31/14:55=(京急・東急)=たまプラーザ16:47]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、リベンジ八兵衛、北の鼠男



○今回は八兵衛さんの地元の低山を歩こうという企画です。武山から砲台山を経て三浦富士まで縦走いたします。爽やかな五月の風が吹く良い天気に恵まれました。集合の横須賀中央駅前はお祭りの準備で大賑わい、歩道には屋台が溢れています。バス亭は屋台の蔭に隠れて見えたいほどでした。八兵衛さんの案内が無ければ探し回るところでした。



○バスに乗ること20分ほどで南部入口です。ここから歩き始めますが道標類が一切なく初めての登山者には厳しい道です。案内役の八兵衛さんに続いて山道に踏み入ります。竹林の中を進み次第に高度を上げて行きます。すぐに尾根道にある舗装道路に到達しました。こちらが正式な参道のようです。



武山の展望台に上る登山隊の面々○登山というにはちょっと物足らない舗装道路をゆるゆると進みます。やがて武山不動の看板が現れます。標高が6m高い最高点ということですから、まずは挨拶に行きましょう。本堂でお参りをして登山の無事を祈ります。山頂には展望台があり三浦半島の西海岸が眺められます。あいにく霞で富士山の雄姿は遠望できませんが、房総半島や大島は望まれました。



○ここから一度大きく階段を下ります。もう一度登り返すと砲台山への分岐が現れます。砲台山は山頂に砲台の跡が残る場所で、その昔帝都の守りを引き受けていた名残を感じることができます。分岐に戻り少し進むと車道と分かれて本格的な山道となります。ここから三浦富士までの間が本日のハイライトでしょうか。登山者とのすれ違いも多くなります。



三浦富士の山頂には神社が祭ってある○大きく下ってから登り返すと、思ったより早く三浦富士に到着です。こんもりと茂った山頂からは富士山の眺望が良いようです。本日は見えませんが矢印の看板が空しく立てられています。爽やかな風が通り暑さを感じさせません。ここで昼食としましょう。なんと1時間以上も休んでしまいました。



○気を取り直して長沢に向かい縦走を続けます。まずは良く整備された急な階段を下ります。かなり下ると前方に家が見えてきました。「何だかおかしいなぁ」いつのまにか縦走路から外れて北の長沢5丁目に降りてしまいました。どうやら分岐を見落としてしまったようです。登り返すのも業腹なので舗装道路を長沢に向けて進むことにします。



○暑いなかようやく長沢に到着です。緑深い稜線からアスファルトの上を歩くはめになってしまい消耗いたしました。電車で三浦海岸まで移動して八兵衛さん推薦の回転鮨「海鮮」に立ち寄ります。新鮮なネタが安くて美味いとの評判です。ところが昼食からあまり時間が経っていませんからお腹が減っていません。おまけにお店は混雑のため1時間という制限です。慌ててビールを頼み刺身と鮨にぱくつきますが、すぐにお腹いっぱいで食べられなくなってしまいました(情けなぁ〜)


○時間配分とコースを間違えるというドジを踏んでしまいましたが何とか無事に終了しました。天気に恵まれて三浦半島の初夏を堪能することができました。八兵衛さんには感謝です。いつまで続くかわかりませんが、リタイアしてからの学生時代の友達付き合いは楽しいものです。隊長たち3人は京浜急行に乗ってはち切れそうな腹を抱えて家路についたのでした。




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