九重山

中岳・稲星山・久住山

稲星山から中岳を望む



【行程】 12/1(火)晴れ [釈迦岳から=長者原13:10/13:22−雨ヶ池14:25−法華院温泉15:12(泊り)]
12/2(水)晴れのち曇り [法華院温泉7:33−久住分岐8:00−久住分れ8:34−中岳9:04−稲星山9:27−久住山9:54−久住分れ10:14−スガモリ小屋10:50−鉱山道11:22−長者原11:50/12:13=(車)=筌の湯12:30/13:20==日田清流荘14:58(泊り)]
【メンバー】 隊長



○久住山は学生時代に登りました。当時の九重連山の最高峰は大船山でしたので、中岳は横を通過しただけで山頂はパスしました。ところが今では中岳が最高峰となっています。そういうことなら是非とも登らなければなりません(何たって大分県の最高峰ですから)ついでに憧れの法華院温泉に泊まりましょう。



○釈迦岳を経由して長者原に着いたら13時を回っていました。雨ヶ池越えで2時間のコースタイムなので丁度良い時間です。平日ですが天気が良いので登山者もいるようです。何人かとすれ違いました。樹林帯を抜けると湿原が現れますが枯草に覆われています。少し進むと眼下に坊がつるの草原が見渡せます。その向こう側には大船山がどっしりと構えています。



○法華院温泉は43年前に比べると随分と大きくなっていました。流石に九州で一二を争う人気の山小屋です。ところが本日の宿泊客は隊長を含めて僅に3名でした(従業員より多い)まあ12月だし明日の天気予報が雨ではね。ほぼ貸切状態ですが建物が大きいだけに小さなストーブでは寒いことこのうえない。でも温泉は一級品です。天然温泉掛け流し。石鹸、シャンプーは使用禁止とは嬉しい限りです。



大きな法華院温泉○翌日は雨の天気予報が外れ昼から雨に替わりました。そうなると朝食の7時は少々遅いのですが致し方ありません。思わぬ晴天に心はウキウキ出発いたします。中岳へ直登する白口沢ルートが閉鎖になっていたのでスガモリ越えをとります。分岐から半時間で久住分れに到着です。風は強いけれど晴れ渡り絶好の登山日和でした。



○ここから中岳を目指します。天狗ヶ城はパスして御池の周囲を巡ってから中岳に登ります。誰も居ない山頂からは360度の大展望が得られました。とくに由布岳の双耳峰が意外に近くに望めました。大満足の山頂でしたが、折角来たのだからこのまま帰るのは勿体ない。向こう側の稲星山に向かいましょう。



○急降下してからザレた道を登り返すと稲星山でした。女性の単独行が休んでいました。ガスが久住山に掛かってきたので慌てて下ります。すぐにガスに包まれて前方が見えなくなり不安が過ります。最後に久住山に登りますがガスで視界はありません。早々に下山いたします。



○久住分れからスガモリ越えを経て長者原に戻りました。何とか午前中に到着しましたので天気ももちました(ラッキー)さてビジターセンターで日帰り温泉情報を入手して、筌の湯に向かいます。こちらの露天風呂も乙なものでした。そこから日本一の大吊橋に立ち寄りましたが、高所恐怖症気味の隊長はお尻がムズムズして生きた心地がしませんでした。車に帰り着くと雨が激しく降りだしました(本当に良いタイミングでした)


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