塔ノ岳・鍋割山

真っ青な空に塔ノ岳が映える



【行程】 2/19(木)晴れのち曇り [たまプラーザ6:28=(東急・小田急)=渋沢7:43/8:12=(神奈中バス)=大倉8:27/8:31−大観望9:09−堀山の家10:06−花立山荘10:53−塔ノ岳11:30/11:43−鍋割山12:38/12:45−後山乗越13:17−栗の木洞13:43−櫟山13:54−寄14:54/15:40=(富士急湘南バス)=新松田16:04/16:15=(小田急・東急)=たまプラーザ17:29]
【メンバー】 隊長



○昨日は平地の降雪は空振りに終わりましたが、山岳地帯では十分な積雪があったのではと、久しぶりのスノーハイクを計画します。自宅から見える朝の丹沢は白く輝いています。これはかなり期待できそうです。ただし雪があるので難しい所の無い大倉尾根から塔ノ岳・鍋割山の周遊とします。


○渋沢からのバスは登山者数名とちと寂しい。天気は快晴で青空をバックに白い山々が呼んでいます。大倉尾根はバカ尾根と呼ばれていて単調で面白みに欠けますが、雪があれば変化に富んだ山旅となります。でも期待したほどの積雪ではありませんでした。花立から上でようやく10Cmほどで、多くのトレースが入り南斜面では融雪も進んでいました。


○昨日の積雪が氷結した部分の上にありますからアイゼンは不要でした。次第に急になる傾斜ですが、なんとか山頂にたどり着くと結構な積雪量です。おまけに冷たい風が吹き抜けて一部の樹には霧氷が付いている始末。展望は抜群で真っ白な富士山を正面に望み、蛭ヶ岳までの稜線が険しく続きます。


鍋割山の下りから栗の木洞を望む○金冷シから鍋割山を目指して縦走します。縦走路に入ると積雪も増え(30cmから場所によっては50cmもあり)通過する人も少なくトレースが薄くなります。でもここからは快適なスノーハイクの始まりでした。生憎天気は下降気味でガスで展望は限られますがルンルン気分で進みます。


○二俣からの分岐に一人のトレースが上がって来ています。何だか嬉しくなってしまいます。すれ違う登山者も少なく静かな山旅となりました。でも鍋割山には数名の登山者の姿があります。山頂は雪に覆われていましたが南斜面の下山路は雪が融けていました。


○後山乗越まで降下したら栗の木洞への登り返しです。前半戦で少し飛ばしたので脚が上がりません(情けなぁ〜)ここの山頂は樹林帯で展望がありませんから櫟山までもう少し頑張りましょう。櫟山は登り返しも無く突然展望が開けます。


○ここのコースタイムは読むのが難しい。ゆっくり下ったつもりでも大幅に短縮してしまいました。お蔭で45分もバスを待つはめになってしまいました。寒いバス停で文庫本を読んでいたら身体が冷え切ってしまいました。


○本日は新雪のスノーハイクを楽しんで来ました。手軽に遊びに行ける丹沢は本当にありがたい山です。平日にもかかわらず大倉尾根から塔ノ岳は中高年から若者まで沢山の登山者で賑わっていました。今シーズンはまだチャンスがあると思いますので、絶好の機会を狙っていきたいものです。





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