不老山・湯船山

縦走路から不老山を振り返る



【行程】 1/29(火)快晴 [たまプラーザ6:37=(東急・小田急)=新松田8:08/8:25=(富士急湘南バス)=向河原9:06/9:08−番ヶ平10:47−不老山11:20−南峰11:24/11:38−峰坂峠12:11−湯船山13:17−明神峠13:45−上野14:35−駿河小山15:40/15:51=(JR・小田急・東急)=たまプラーザ17:38]
【メンバー】 隊長



○先週バス停の名称変更に気づかず降車できなかった不老山へのリベンジです。今回は慎重にバス停の表示を確認しベルを鳴らします。向河原で降りたのは隊長だけ。霜が降りて滑り易い吊橋を渡ります。放射冷却で冷え切った朝の空気を胸いっぱいに吸い込んで登山を開始します。


南峰からは富士山が正面に望まれる○歩き易い登山道ですからグングン高度を上げて行きます。すると1時間少々で倒木帯に行く手を阻まれます。高巻気味に迂回路が造られていますから気合を入れて登ります。ちょっとこれは厳しい道でした。林道に出るとベンチがあるので一休み。急登をこなすと鹿柵に沿った道となり緩い登りで不老山の山頂です。でもここは展望がないので南峰に向かいましょう。


○南峰からは富士山が正面に対峙します。気温が低く地面は凍っていますから泥濘にはなりません。ベンチのなれの果てに座って食事といたします。世附峠に下ると林道を横切ります。道標によると世附方面も小山方面も通行禁止でした。平成22年の台風による被害から修復されていないようです。


小山町の新しい富士箱根トレイルの道標○湯船山までは静かな稜線歩きです。木々の間からは丹沢の峰々が雪を被って輝いています。平日の縦走路でしたが登山者2名とすれ違いました。やはり物好きはいるのですね。このルートには個人が立てた名物道標があるのですがその数が大幅に減ったようです。経年劣化で朽ち果てたものも見受けられ寂しい限りです。その替わり小山町の富士箱根トレイルの新しい道標が要所に立っています。


○湯船山は展望もなく寂しいピークでした。ここからは明神峠まで下りです。途中で送電線の鉄塔を潜り左手に道路が見えてきたら明神峠です。春だけ便があるバス停に下ります。ここから舗装道路を上野まで下ります。時々車が通る道です。縦走路はコースタイムより速く歩いたのでバスの時間まで1時間もあります。寒風の中で待つのも辛いので駿河小山まで歩くことにいたします。電車の時間を確認すると、6.5Kmを1時間15分で歩けば良いのです。


○順調に小山市街へと進みましたが、駅を示すGPSの電池が切れそうです。こんな所で迷子になったら電車の時間に間に合いません。焦りながらも手で温めて電池の持ちを少しでも長引かせます。前方に駅舎が見えた時には正直ほっといたしました。


○今回は事前にバス停を調べたのでリベンジに成功です。不老山は簡単なハイキングコースですが明神峠まで脚を延ばすと楽しい山旅となります。ただし下山後のバス便が少ないのが玉に傷です。数年前には三国山を越えて縦走したこともあったのですが・・・寄る年波には勝てません(情けなぁ〜)





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