畦ヶ丸

薄らと雪が残る山頂



【行程】 1/20(火)快晴 [たまプラーザ6:37=(東急・小田急)=新松田8:08/8:25=(富士急湘南バス)=大滝橋9:26/9:29−マスキ嵐沢9:59−一軒屋避難小屋10:29−大滝峠上11:05−畦ヶ丸11:54/12:14−善六ノタワ12:49−本棚沢出合13:23−西丹沢自然教室14:01/14:40=(富士急湘南バス)=谷峨15:24/15:54=(JR・小田急・東急)=たまプラーザ17:37]
【メンバー】 隊長



○先週末の降雪に丹沢の山々は冬景色。そうなったら低山に限ります。丹沢前衛の不老山を目指すことにいたします。新松田で西丹沢行きのバスに乗り込むと、お客は僅かに数人と寂しい限りです。こんなに良い天気なのにね。バスに掲げられた路線図で停留場の「棚沢キャンプ場」を確認し、ちゃんとあることに一安心。


○ところが待てど暮らせど停留場の案内がありません。いつしか丹沢湖畔に出てしまいました。『おかしいなぁ』ぼおっとしていたのでしょうか?仕方がないのでBプランの畦ヶ丸に変更です。大滝橋で降りたのは隊長だけでした。東海自然歩道とは言うものの裏寂れた感じは否めません。


木々の間から富士山が望まれる○1時間ほどで一軒屋避難小屋に到着です。ここは沢沿いにあるので水の便はよさそうです。ここから道は少し荒れてきます。沢筋を詰めて行くと次第に登りとなり大滝峠上に着きました。ここからは快適な階段歩きです。落葉した木々の間から富士山が青空を背景に真っ白な姿を見せてくれました。山頂が近くなると少し雪が残って滑り易くなります。


○避難小屋をパスして山頂に向かいます。誰も居ない山頂には薄らと雪が積もり冬景色です。加入道山を周回する案もありましたが、帰りのバスの時間がはっきりしませんから真っ直ぐ下山することにいたします。下山路は北斜面のため残雪が残り滑り易くなっています。軽アイゼンの装着も面倒なのでそのまま下りますが、冷や汗の連続でした。バスで一緒だった登山者が汗まみれで登ってきます。山頂から600mぐらいで雪も消え快適な登山道となりました。


○大きく下ると西沢の流れはあくまでも透明で清々しい。沢沿いの道をゆっくりと西沢出合に向かいます。バス停に着くとバスは40分後でした。それも御殿場線の谷峨駅止まりです。そこでも30分待ちとなります。でも平日の登山では致し方ありません。バスの運転手に「棚沢キャンプ場」のことを聞くと2年ほど前に廃止になったとか・・・それだったら路線図を訂正しておいてくれよな!


○本日はバス停のアクシデントから思わぬ行き先変更となりました。でも天気には恵まれピーカンの中の山行でした。残雪はあったものの大したことはなく静かな山を堪能いたしました。家に帰ってからネットで検索すると「棚沢キャンプ場」は「向河原」に変更されたようです。そうであれば不老山のリベンジも計画しなければなりません。





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