大山南尾根

弘法山から高取山を望む



【行程】 1/7(水)ガスのち曇り [たまプラーザ6:45=(東急・小田急)=秦野8:10/8:18=(神奈中バス)=蓑毛8:37/8:42−ヤビツ峠9:46−大山10:53/11:00−蓑毛越11:53−高取山12:50/13:05−弘法山14:21−権現山14:36/14:45−秦野15:30/15:33=(小田急・東急)=たまプラーザ16:47]
【メンバー】 隊長



○正月に雪が降ったとはいえ昨日は南風で暖かい雨でした。たぶん積もった雪も融けたであろうと山に向かいます。久しぶりに大山南尾根を歩いてみましょう。ヤビツ峠までバスを使えば楽ちんです。ところが秦野に着くと「ヤビツ峠は氷結のため蓑毛で折り返します」ですって『がーん』早くも出だしから躓いてしまいました。


○慌てて地図を見ると1時間のプラスです。これなら何とかなりそうです。やはりお客は十数人と少なく寂しい限り。薄らとガスの中を黙黙と歩きます。ヤビツ峠には一番乗り!ここから気合を入れて山道を登り始めます。下社からの道を併せると登山者の数が増えて来ます。階段状の枕木に霜が凍って滑り易くなっていますから慎重に脚を運びます。


○ガスの中の山頂は寒々しい限りです。防寒具を羽織っておにぎりを一つ頬張ると出発です。下社への道を下り途中の分岐で蓑毛方面を目指します。こちらの道は人通りが絶え静かな山旅となります。蓑毛越でようやく一人に会いましたが、本当に人が居ません。


○途中から尾根筋の林道を辿りますが、NTTの電波塔に突き当り道が途絶えます。フェンスの横を回り込むと下に林道が見えましたので、しめたと強引に道まで下ります。ここは道標のひとつもあってしかるべし・・・そういえば前回も同じことをしたような。でも林道歩きの記憶は情けないことに全くありません。


秦野市街から権現山を望む○トレラン女子とすれ違うと再び静かな山旅です。基本的には高度を下げながらの尾根下りですが、時々登り返しがあります。不動峠からひと登りで高取山です。ベンチが置いてあり下界の展望が開けます。奥には電波塔が聳えますが見ないことにいたしましょう。ここで遅い昼食を摂ることにいたします。


○次のピークは念仏山です。最後の下界の展望を楽しんだら善波峠まで下ります。ここからは弘法山公園ですが、家並みがすぐ下にまで迫り里山のイメージです。冬枯れの雑木林のなかの遊歩道を歩きますが、散策をする人々が歩いています。弘法山の山頂には大師堂がありました。権現山までは綺麗な遊歩道が続きます。最後の緩やかな階段は流石に脚にきました。山頂には展望台が設けられていましたが、海側は良く見えるのですが山側は桜の木に遮られて見えません(大山は雲の中です)


○浅間山を越えて道路に出ます。秦野駅を目指すのですが、表示が適切ではなく思わぬ大回りをしてしまいました(ようやく辿り着きました)本日は出だしでバスの不通というアクシデントに見舞われましたが、何とか初期の目的を達せられました。大山は寒くて展望もありませんでしたが、南尾根は低山の趣で静かな山旅をすることができました。





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