岩殿山
縦走路から岩殿山を振り返る
【行程】 | 12/6(土)晴れのち曇り [たまプラーザ8:40=(東急・JR)=大月10:25/10:34−ふるさと館11:04−岩殿山11:45/12:33−天神山13:43−稚児落し14:13−浅利登山口14:48−大月15:30/17:34=(JR・東急)=たまプラーザ19:31] |
【メンバー】 | 隊長、リベンジ八兵衛、ガンジー |
○列島に今季初の寒波が訪れました。こんな寒い日は近場の低山に限ります。隊長の山梨百名山完登記念に岩殿山に行きましょう。大月から歩いて行ける周遊コースがありますからお手軽です。前回の同窓会ハイクは林道の鴉天狗の300名山完登で箱根の神山でしたが、暗闇の中を苦難の下山となりました。果たして今回はどんな山行になるのでしょうか。残念ながら鴉天狗は体調不良でお休みです。
○久しぶりの八兵衛さんのウエストは一段とバージョンアップ。前回はユイクロのXLだったズボンも今では入りません(情けなぁ〜)それにしても厚着です。ふるさと館に着いたら早速衣を脱ぎますが・・・なんと4枚も!まだ本格的に登る前に汗びっしょりじゃありませんか。対するガンジー君は薄着でスタート、飄々と汗ひとつかかずに涼しい笑顔です。
○山頂直下まではジグザグの石の階段が続きます。丸山城址公園なので仕方がありません。馬屋跡の東屋付近からは富士山が正面に眺められます。青空に雪雲をたなびかせてすっきりと立つ姿は神々しいばかりです。この広場では若者が歌とゲームの最中です。まるで我々が若かりし頃の合ハイのノリじゃありませんか(若いって素晴らしい)
○山頂へはひと登りです。無粋なアンテナが聳え建ちますが真ん中に小高い丘があります。山頂標識かと思ったら烽火台跡でした。ここで高年グループが食事をしています。我々も広場の端で昼食といたします。山頂からの展望は木立に遮られて得られません。
○食事が終わったら縦走にかかります。落ち葉の積もった道を下ると細い尾根道のアップダウンが続きます。途中から鎖場が連続して現れます。ハイキングコースですからと、かなり馬鹿にして挑みましたが・・・意外と厳しい垂直の鎖に八兵衛さんの顔面は蒼白です。なすすべもなくズルズルと脚を捕られて後退し必死で鎖にしがみつきます。後ろから心配そうに見つめる隊長でした。
○稚児落しの断崖絶壁は見ものでした。スケールの大きな風景に疲れも吹き飛びます。下りは慎重に脚を運びます。前方には山頂で一緒だった高年グループがゆっくりと進みますが、追い抜くことはありません。すると最後尾の男性が突然横になってゴロゴロと転がり落ちました。女性を巻き込みながら3回転ぐらいして樹に頭をぶつけて止まります。「大丈夫ですかー?」後ろから声を掛けます。奇跡的に無事だったようです。
○陽が陰ると途端に寒くなります。寒風が抜ける舗装道路をてくてくと大月駅に戻ります。駅前の食堂で反省会です。餅入りの大月餃子ってなんだか美味です。今日の山行はコースも変化に富んでいて面白い山でした。前回の失敗に懲りて八兵衛さんの装備も充実していましたし。まぁ天気に恵まれたことが第一だったような気がいたしますが。酒を呑んで気が大きくなった我々は来春の山行の約束をして解散です。
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