鍋割山

小丸登りから鍋割山と富士山を望む



【行程】 11/13(木)快晴 [たまプラーザ5:57=(東急・小田急)=新松田7:18/7:30=(富士急湘南バス)=寄7:55/8:00−ゲート8:36−釜場平9:47−雨山峠10:33−茅ノ木棚沢の頭11:08−鍋割峠11:28−鍋割山11:52/12:12−小丸尾根分岐12:41−二俣13:59−大倉14:57/15:22=(神奈中バス)=渋沢15:35/15:40=(小田急・東急)=たまプラーザ16:54]
【メンバー】 隊長



雨山峠付近の広葉 ○夏以来の久しぶりの山行です。単独なので丹沢の鍋割山を目指します。寄で降りたのは4名の登山者ですが、雨山峠に向かうのは隊長だけでした。舗装道路を半時間も歩くとゲートの向こうに登山届の提出所があります。御嶽山の事故のこともあり、ここは提出して行きましょう。登山届を書いていたら若い女性の2人組が来ました。こんな渋いルートに珍しいこともあるもんじゃ。


○しばらく女性の後ろを歩いて行きますが、二人は沢の渡渉を見逃して奥に進んで行きます。慌てて声を掛けますが沢の水音に消されて届きません。呼子を出して注意を喚起します。ようやく戻ってきました。こんな所で迷っていたらこれから先は大変だよ(・・・余計なお世話でしたが)


○確かに広い河原を渡渉するところでは、落ち葉に踏跡も消えて先が見えません。非常に迷いやすい道です。こちらも久しぶりの登山に勘が鈍っているようですから慎重に進みましょう。数年前に通過した時には何でもなかった道でしたが、今では半信半疑で進みます。時々見られるマークやテープが頼りです。


○雨山峠で一休みして鍋割山を目指します。稜線上の鎖場は真新しい鎖が掛けられ良く整備されています。鍋割峠で高年夫婦とすれ違います。ここから最後の厳しい登りです。丹沢の主稜線が木々の間から望まれます。振り返れば山頂部に雪を被った富士山が青空に聳え立ちます。


○最後の緩い登りを終えると登山者で混み合う鍋割山の山頂です。富士山に対峙する草原で昼食といたします。快晴の青空に山々が映えます。残念ながら南アルプスは雪雲の中でした。陽当たりは良いのですが風が少々冷たいので長居は無用です。鍋割小屋名物の鍋焼きうどんも大繁盛のようです。多くの人が食しています。1000円は高くない?


○下りは小丸尾根から二俣に降ります。分岐には新しい道標が立っていましたが「小丸尾根分岐」との表示はあるものの「二俣」への表示はありません。立派な道が分岐していますからGPSで確認してから下ります。樹林帯の中で不明朗な部分もありましたが、良く踏まれた判りやすい道でした。下の入口にはしっかりとした道標がありましたが、上の入口の道標があれではいずれこの道も廃道化するのでしょうか(勿体ないものです)


○林道に出るとスピードを出して大倉を目指します。少し頑張りすぎたのでしょうか1時間20分のところを1時間で下ってしまいました。でもバスは出たばかりです(残念!)お蔭でバス停では最前列に並びます。ほぼ3か月ぶりの山行となりましたが、何とか無事に歩き通すことができました。これからはもう少し真面目に山に向かいたいと思う今日この頃です。





2014年の記録へ