蓼科山

白樺湖畔から蓼科山を望む



【行程】 8/2(金)晴れ[七合目登山口11:07−将軍平12:22/12:35−蓼科山13:15/13:17−将軍平13:44/13:51−登山口14:40]
【メンバー】 隊長、卓球兄貴、SEおじさん



○蓼科高原へ避暑に行ったついでに蓼科山を目指します。ところが同行者に不安が・・・山登りとは全く縁のない人たちなのでした。でも卓球兄貴は小学生の低学年で蓼科山に登ったことがあるとのこと。なんとも心強いのですが、その時には病弱のお母さんを待たずに山頂まで駆け抜けたとか。今でもお母さんから「あの時は本当に辛かった」と言われています・・・親不孝者め!若干性格に難ありですが幼い時のことですからね。まぁコースも短いし天気も良いので大丈夫でしょう。


SEおじさんと山頂に立った!○七合目登山口に着いたら11時でした。第二駐車場も八割がた埋まっています。でも登山口の近くでは空きがありました(もう下山したのでしょう)すぐに出発ですが、同行者の荷物は少なく何となく不安。SEおじさんは肩掛け鞄にコンビニ袋、たぶん雨具なんか持ってないよね。鳥居を潜ると緩い登りが続きます。傾斜は徐々にきつくなりますが樹林帯の中の歩き易い道です。


○トップを任せた卓球兄貴の速さったら!必死に食らいつくSEおじさんですが、次第が遅れがちになります。隊長は息が上がり着いてゆくのが精いっぱい「ちょっとペース落として!」ハァハァ、ゼィゼィ『おかしいなぁ。体力無くなった?』休んでも粗い息は収まりません。開けたガレ場からは乙女湖が眼下に望めます。


○やがて小屋のある将軍平に到着です。ここのベンチで昼食にいたします。腹が膨れたら気を取り直して山頂を目指しましょう。ゴロゴロの岩場となって傾斜が急になり鎖も現れます。速いって言うのに卓球兄貴のスピードは一向に落ちません。哀れSEおじさんは数歩登っては座り込む始末。もう少しで山頂なのに脚が上がりません。


○ようやく傾斜が緩くなると前方に小屋の屋根が見えてきました。その奥に山頂標識も現れ、もうあと一息です。ガラガラの溶岩地帯を通って山頂に立ちました。心地よい風が渡ります。周囲の山々は半分雲の中でしたが爽快感溢れる頂でした。ここで驚愕の事実が・・・SEおじさんの小さな鞄からタブレット端末が出てきます。必要な物しか持たない山男の隊長には理解不能でした。


○ここで卓球兄貴が「寒いから下りましょう」って、写真を撮っただけなのに(わずか2分でっせ)仕方がないので将軍平まで一気に下ります。ここの休憩もそこそこに立ち上がる卓球兄貴。急ぐ必要も無いのにじっとしていられない性分らしい。彼の頭の中も理解できません。


○素人登山隊に貧弱装備。もしアクシデントがあったら隊長に非難集中です。天気が良かったのと、コースが短かく途中に小屋が2軒もあったのでリスクは少なかったのですが。それにしても三つ子の魂百までとは良く言ったものですね。50歳にもなって卓球兄貴の行動パターンは小学校低学年から一歩も進歩していませんでした。山麓のロッヂで焼き肉を頬張りながら、親不孝者の兄貴に山登りのイロハを説く隊長でした。


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