飯盛山

平盛山から飯盛山を望む



【行程】 7/21(日)晴れ [平沢峠9:44−飯盛山10:44/10:54−平盛山11:03/11:10−平沢山11:30/11:45−平沢峠12:28]
【メンバー】 隊長、元初心者K、△土俵の鬼、カワウソの頭



正面に秀麗な富士山が望める ○飯盛山は20年ほど前にファミリーで登った懐かしい山です。その時は清里から野辺山に抜けました。今回は元の会社の山仲間と八ヶ岳山麓に泊まって平沢峠から往復です。隊長も齢を重ね体力に衰えが見え始める今日この頃ですが、それぞれ持病を自慢しあうオジサンたちです。最近の高齢化社会を実感するメンバーとなりました(それにしても隊長を除いて朝からビールとは・・・山を嘗めてんのか!)


○前回の小雨と違って青空が広がる絶好のハイキング日和です。平沢峠には大きな駐車場があり八ヶ岳が正面に眺められます。ここからは良く整備された道をノンビリと登ります。幸い木陰が続きますから大汗はかきません。平沢山の分岐から放牧地に入ると展望が開けます。正面に目指す飯盛山がその名前のとおりの姿を現します。その奥には秀麗な富士山が遠望できました。


飯盛山は360度の大展望○膝の不調を訴えるカワウソの頭と分かれて山頂を目指しますが・・・もう指呼の距離です。稜線沿いの道を歩いて行くと柵を通って広場に出ます。ここから最後のひと踏ん張りで待望の山頂でした。山頂標識にタッチして登頂を喜びます。前回はガスで何も見えませんでしたが、今回は360度の大展望が開けます。


○すると下の方からキャーキャーと歓声が聞こえてきました。清里方面から林間学校の小学生達がゾロゾロと登ってきす。先頭が到達するや大騒ぎ。それでは山頂を譲って下山に移りましょう。それにしても規律の行き届いた生徒たちでした。先生の指示に従う従順な姿は感動ものです(神奈川県の私立小学校4年生でした)


○階段になった遊歩道は良く整備されていますので大丈夫でしょう。ところが道は急降下して方向も尾根筋から外れます。ようやく着いたところからは、はなだらかな草原が続きますが踏み跡は消えました『こりゃおかしい』ようやく間違いに気づいた隊長は汗をかきかき稜線に戻り縦走路に出ます。思わぬ時間と労力を掛けてしまいました。縦走路からは小さな道標に従って柵を越えて平沢山を目指します。


○真夏の太陽は容赦なく照りつけ、汗を垂らしながら急坂を登ります。平らな広場になっている山頂では、首を長くしたカワウソの頭が待っていました「ベンチぐらい置いてあってもよいのに」・・・まったくごもっとも。そのためか下りは膝の不調が酷くなり超スローペースです。ついに弁当を食べ終わった林間学校生にまで抜かれる始末。でも80名の中ほどを歩いていた引率の先生のへっぴり腰には笑えました。やがてバスの屋根が見えると駐車場です。


○下山してから案内図を確認すると、間違えた道はリフト終点に出るルートでした。なだらかな草原はゲレンデだったのでした。でも今はリフトが撤去されたようです(それだったら通行止めにしてくれよ)あのまま下って行ったら、危うく老人パーティの遭難騒ぎになるところでした。ちょっと山を嘗めていました。大いに反省です。


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