要害山
甲府市内へ向かう道路から要害山を望む
【行程】 | 3/23(土)曇り[羅漢寺山=>要害温泉14:45/14:50−要害山15:14/15:27−要害温泉15:43/16:35=(車)=たまプラーザ20:45] |
【メンバー】 | 隊長、林道の烏天狗 |
○要害温泉に車を停めさせてもらいました。フロントに「あとで汗を流しに来ます」と謎の一言を残して去ります。山頂までは遊歩道が完備しています。始めのうちはジグを切って緩い登りで高度を稼いで行きます。途中には石垣・土塁・縦堀・曲輪・門跡などの遺構が数多く続き飽きることはありません。
○傾斜が緩くなると真っ直ぐに山頂を目指します。土塁を乗り越えると広場になった本丸跡でした。ここに山梨百名山の標柱が立っていました。その隣には「武田信玄公誕生の地」の記念碑が建っています。信玄がこの山城で生まれたなんて、ちょっと意外でした。碑の前では夫婦連れの登山者が写真を撮っていました。こんな簡単な山にフル装備とは、お互いに少し恥ずかしい。
○ここは武田信虎が築城した躑躅ヶ崎館の後詰めの城だったのです。武田節で「人は石垣、人は城」なんて言っていますから、甲斐の国に城は無かったと思っていたのですが・・・認識不足でした。まぁ勝頼も最後には新府城を築いていますから、ここは城としては不十分だったのでしょう(自然地形を生かした城はあったが、本格的な石垣を組んだ平城はないようだ)
○下りは僅か十数分です。それでは要害温泉で汗を流しましょう。透明ですがなかなか良いお湯でした。肩まで湯に浸かれば4山を駆け巡った疲労が溶けてゆくようです。露天風呂からは甲府市内が眼下に広がります(きっと夜景は綺麗でしょう)これなら700円は高くありません。帰りの中央道は18Kmの渋滞もあり帰宅は9時前となりました。
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