大蔵経寺山

山麓から大蔵経寺山を仰ぐ



【行程】 3/23(土)晴れ[兜山から=>大蔵経寺10:04/10:10−山神宮10:18−林道10:37−大蔵経寺山11:05/11:20−下展望台11:47−P12:02/12:06=>羅漢寺山へ]
【メンバー】 隊長、林道の烏天狗



登山口と林道分岐には案内板があり親切だが・・・お寺は登山者駐車禁止とは ○大蔵経寺に到着すると『登山者駐車禁止』の看板に戸惑います。これではいくら厚顔無恥な隊長といえども、寺前に駐車するのは躊躇いたします。鴉天狗が案内板を見て「山神宮から登ろう」と車を回しますが・・・山神宮入口からの狭い道に入り前途多難。100mも進むと前進不能となりました(・・・どうやら登山道を林道と読み間違えたらしい)


展望の山頂では標柱が存在感を示す○そのまま慎重にバックすれば良かったのですが、途中の民家で方向転換を試みます。狭い道路に大きな車では・・・必死の切り替えしでお尻は入ったものの、頭が方向転換できません。「ガリッ」嫌な音とともに石垣に擦ってしまいました「嗚呼、何たるこっちゃ」可愛い車のアクシデントに気落ちする鴉天狗。


○さぁ、気を取り直して出発です。墓の中の道を登ると林道のゲートとなり、猪除けのドアを潜ります。ここからはジグを切りながら林道を上って行きます。途中の分岐で山神宮へ山腹をトラバースします。山神宮からは本格的な登山道となり、岩がゴロゴロする尾根筋を登るようになります。途中で林道と出合い尾根を越えるところで再び登山道に入ります。


○気温が上がってきましたので、急な傾斜では額に汗がにじみます。でも爽やかな風が吹き抜けてピッチは上がります。残念ながら山頂は木々に囲まれて展望はありませんでした。おまけに北側に小高い丘がありますから、山梨百名山の標柱が無ければ何の変哲もないピークです。きっと麓から眺める山なのでしょう。


○軽く食事をしたら出発です。同じ道を帰るのも芸がありませんから東の尾根道を下りましょう。道標が「展望台」となっていましたので大蔵経寺に行けるか不安でしたが、麓で撮った案内板の写真で確認してから下ります。歩き易い道ですがあまり踏まれていません。倒木が2本あり迂回して通ります。このあと不気味な山火事の跡を通過します。


○尾根から外れると急な下りで林道に出ます。ここの「展望台」という判り難い道標に悩まされつつ、GPSを頼りに林道を下ります。下の展望台のベンチには単独行が佇んでいました。この山で出会った2人目です。ここからは山桜を愛でながら大蔵経寺までゆっくり下ります。すぐに昇仙峡に向けて離脱しましたが、風が強くなって来ましたのでロープウエイの運行が心配です。



2013年の記録へ