兜山

林道から兜山を振り返る



【行程】 3/23(土)晴れ[たまプラーザ4:52=(車)=春日居GC奥登山口7:30/7:43−鎖場8:12−兜山8:32/8:42−P9:08/9:14=>大蔵経寺山へ]
【メンバー】 隊長、林道の烏天狗



駐車場にある案内板を見てルートを決める ○今回の山梨百名山は1000m級の山を4座巡る旅です。標高が低いので氷結の心配も無く、気分は春のハイキングです。まず手始めに兜山です。春日居GCの奥にある登山口にはトイレの付いた10台ほどの駐車場があります。最新情報では9時前には満杯とのことでしたが、何故か他の車の姿はありませんでした(ガセネタだったのか?)


山頂は展望は無いが三角点とベンチがある○案内版によると岩場・山腹・峠の3つのコースがあります。我々は岩場コースを登り、山腹コースを下る周遊ルートといたします。良く整備された道には道標も完備しています。始めは植林のなかを登って行きますが、高度を上げて行くと落葉した雑木林に変わります。大岩を巻くと鎖場の通過ですが、難度は低く何の問題もありません。振り返れば御坂山塊の上に富士山が顔を出していますが、うすく霞が掛かり美しくありません。


○良い天気に誘われて花粉が飛びかうので、詰まった鼻では息が上がるのが困りもの。鎖を上り切った所で一本とりますが、2人ともクシャミが止まりません!「今日は途中でリタイアかも・・・」「情けないぞ鴉天狗!」久しぶりに隊長の叱咤激励が飛びます。ここから山頂までは傾斜の緩い尾根道です。木々の間からは薄く雪を被った金峰山が望まれ、頭に載せた五畳岩が印象的でした。


○思ったよりも早くあっけなく山頂に到着です。落葉した木々に囲まれた明るい山頂でしたが展望はありません。この先に展望台との標識に食指は動きますが、登り返しを考えると・・・脚は動きませんでした(情けなぁ〜)まぁ岩場から見えた展望と大差無いのではと思料。そうと決まれば、ベンチに座って熱いコーヒーを飲みながら休憩いたします。


○少し先で尾根から外れ山腹コースを下ります。こちらは緩い傾斜の歩き易い道でした。途中で単独行とすれ違っただけで、他の登山者の姿はありません。林道に降りてゲートを過ぎると駐車場です。ところが驚いたことに車が溢れ道路脇にも駐車しています。一体全体どうなっているのでしょうか?まぁ簡単な山ですから遅い時間からでも何の問題もありませんが・・・どうやら岩登りのゲレンデがあるらしい。


○兜山は標高差250mのちょっとした足慣らしでしたが、その割には変化に富んだ山旅が楽しめました。先は長いので混雑する駐車場を離脱して次の目的地に向かいます。狭い林道で何台もすれ違いましたから、この山を登るには早立ちが正解でしょう。



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