杓子山
送電線鉄塔付近から杓子山を望む
【行程】 | 1/13(日)晴れ[足和田山から=>鳥居地峠奥9:37/9:45−高座山10:15−大権首峠10:50−杓子山11:25/11:38−高座山12:24−P12:48/12:55=>鳥ノ胸山へ] |
【メンバー】 | 隊長、林道の鴉天狗 |
○思わぬ渋滞を目にした隊長は、今回の計画の確かさを再確認いたしました(と自画自賛)気分良く鳥居地トンネルを抜けて左折しようとしたら『工事中左折禁止』の看板に阻止されます。仕方が無いので南の忍野小学校の脇から鳥居地峠に向かいます。峠までは狭いけれど舗装された良い道です。ここに小型バスが停まっているから驚きです「静かな山に団体かぁ〜」隊長の深い溜息。
○ここから先はダートですが荒れていない道が続きます。東に向かって少し進むと登山口に到着です。5台ほど停められますが先着は2台で空いていました。少し登るとカヤトの草原が稜線の右側に広がる展望の良い尾根に出ました。昔はここで屋根を葺く萱を取ったのでしょう。ここからは富士山がクッキリ眺められます「風呂屋の書き割りみたい」うっとり顔の相棒に隊長はうんざり「前回は松竹で、今回は風呂屋かよ」・・・これが還暦を過ぎた男の言葉でしょうか(情けなぁ〜)
○前方には畚のような高座山が聳えているじゃありませんか。気合を入れてトラロープのあるザレて足元の悪い急傾斜を喘ぎながら登ります。思ったより天気が良くて気温も上がってきましたから、山頂に辿り着いた時には汗びっしょりです。相変わらず富士山は素晴らしい姿でしたが、反対側には杓子山が木々の間から眺められます。まだ標高差が300m弱もありますので弱音は禁物です。
○ここから大きく下って登り返します。送電線の鉄塔付近からは木々に邪魔されずに山頂がクリアに見晴らせ、南アルプスも北岳まで遠望できました。大権首峠には北から林道が上がって来ています。ゲートから40分とのことですから、山頂を目指すだけならこちらの方が楽ちんでしょう。峠の南側にはハングライダーの離陸場がありました。テントに見えたのはハングライダーでした。ここまでモノレールで上って来ているようです(羨ましい〜)
○峠からは急登の始まりです。山頂を目指してジグを切りながらひたすら登ります。登山者の話し声が聞こえたら、最後のひと頑張りで山頂でした。久しぶりに見る大勢の登山客。山梨百名山とはいえ、マイナーな山にご苦労なことです。こうなったらごった返す山頂に長居は無用です。帰りに団体と一緒になるのはご勘弁・・・腹を満たしたら出発しましょう。
○登山口に戻ると準備中のおじさんが居るじゃありませんか「これから登るんですか?」次の山を目指す自分たちの事は棚に上げ、非難がましい詰問口調は如何なものでしょうか。メゲナイおじさんは「座間市から来た」(・・・だから遅くなった)などと言い訳っぽい「まぁ気を付けて」ここは軽くエールを交わしておきましょう。予定より時間が押していますから、素早い離脱で道の駅どうしを目指します。
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