足和田山

三湖台から足和田山を望む



【行程】 1/13(日)晴れ[たまプラーザ4:00=(車)=紅葉台6:35/6:50−足和田山(五湖台)7:52/8:04−P8:48/8:54=>杓子山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



○今年の初山は富士山を眺めに行きましょう。忘年山行の天気がいまひとつでしたので、天気の見極めに気合が入ります。その結果、贅沢にも三連休の真ん中を使って日帰りとします。嬉しいことに笹子トンネル復旧工事のため、迂回路の富士吉田線は無料とのこと。河口湖ICで降りて139号を西進します。まずは富士山に挨拶をと足和田山を目指します。1160mの紅葉台まで車で上がれば、残りの標高差は200m弱と軽い足慣らしです。


足和田山から朝日を浴びる富士山を望む○紅葉台牧場からはダートとなり、九十九折れでグングン高度を稼ぎます。乾燥しているので土埃を巻き上げながら進みます(相棒の車で良かった!)紅葉台には広い駐車場とレストハウスがありましたが・・・まだ誰も居ません。準備をしていると2台が次々と到着ですが、どうも観光客のようです。店が閉まっていて展望台に上がれないので残念そうでした。


○−5℃で地面はコチコチに凍っていますが、融けたら泥濘になりそうです。歩き出して身体が温まる前に三湖台に到着です。大きく開けた丘からは西湖、本栖湖、山中湖が眺められます。振り返れば大きな富士山が迫り、その裾野には黒い樹海が広がります。本栖湖の脇には年末に登った竜ヶ岳が確認できました。遠くには白く輝く南アルプスの峰々が連なっています。



足和田山は別名「五湖台」とも呼ばれる○「こいつぁ春から縁起が良いやぃ」思わぬ大展望に隊長の頬も緩もうというものです。ベンチの上に立つと、朝日を浴び始めた足和田山が稜線の先に現れます。気温は低いのですが風が無いので体感温度はそれほどではありません。ここからは稜線上を小さなピークを拾って行きますが、横着をしたければ右手の林道が良いでしょう。アップダウンが少なくて楽ちんです。



○年末に痛めた脚を庇う鴉天狗は遅れがちですが、隊長は負荷が少ないと寒いので先に進みます。西湖への道を分け進むと木製展望台のある足和田山です。ここは別名「五湖台」と呼ばれ富士五湖が一望のもとです(・・・樹が繁って見えにくいですが)展望台に上がると大きな富士山が正面に望めます。でも眺望は三湖台の方が優れているようでした。


○駐車場に戻ると軽トラのおじさんが上がってきて開店準備を始めました。でも登山隊は先を急ぐので展望台は諦めて出発です(もう三湖台で十分)下に降りると国道139号は西進する車で数珠つなぎでした(早立ちが正解でした)我々は渋滞を横目に鼻歌を歌いながら次の目的地に向かいます。



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