篠井山

富士川右岸から篠井山を望む



【行程】 12/8(土)曇りのち雪 [思親山から=>奥山温泉口13:40/13:47−山頂まで1.8Km14:17−篠井山15:11/15:14−P16:03/16:10==奥山温泉16:15/16:57==道の駅とみざわ17:40(泊り)]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



○思親山から下山した登山隊は篠井山を目指しますが、思いのほか時間が掛かってしまいました。奥山温泉登山口に着いたのは1時半を回ってしまいました。コースタイムは3時間半ですから、下山は5時過ぎとなり真っ暗です(脚も疲れてるしー)ヘッドランプの他に懐中電灯を持ち、念のために予備の電池も持ちましょう。


木々の間から吹雪に霞む北峰吹雪の山頂には山梨百名山の標柱が寂しく建つ○「山ヒル注意」の看板がありますが、この気温でしたら大丈夫でしょう。山頂まで3.4Kmの標識があり、以後100m毎に設置されています。思ったより良い道が続き、沢には立派な丸木橋が架かっています。2時過ぎに夫婦連れとすれ違いますが『これから登るの?』という強い非難の眼差しにタジタジとなる隊長。


○何とか30分で1.6K歩きました。山頂まではあと1.8Kです。帰りに暗くなったら沢筋を通る地点が判りにくいので、目印に注意しながら通過します。やがてジグを切りながら登る道となり、一気に高度を稼いで行きます。そこへ防寒具に身を包んだ登山者が降りて来ました「山頂付近は積雪があって下りは滑るよ」と脅かされビビる鴉天狗。



○次の1本で山頂まで0.6Kまで来ました。最後は苦しい登りとなりますが歯を食いしばって頑張ります。いつの間にか辺りは真っ白な雪に覆われ、風とともに雪が舞ってきます。左前方に北峰の影が迫ると、一直線の急登で山頂を目指します。誰も居ない山頂には山梨百名山の標柱が寂しく建っていました。隊長は鐘を鳴らし相棒に到着を知らせます。



○頑張った甲斐あって山頂まで1時間30分を割りました。この調子なら明るいうちの下山も夢ではありません。もう北峰はパスし、写真を撮ったらとっとと下りましょう。滑りやすい雪道を慎重に下ります。凍った雪の上には新雪が積り、多少のブレーキにはなったようです。川筋まで降りるともうヘロヘロです。震える脚で渡る薄く雪が積もった丸太橋は恐怖でした。本日3山目にして厳しい山行となりましたが、何とか明るいうちに帰還することができました。



○この時間なら奥山温泉に入れます(4時半受付終了)ギリギリ滑り込みセーフでしたが、皆さん出たところで浴場は貸切状態でした。源泉掛け流しの柔らかな湯は身体に浸みいり、疲れが一気に抜けて行くようです『あ〜ビール飲みてぇ』道の駅とみざわは静かでしたが、近くにあるはずの蕎麦屋は廃業でした。寒風吹きすさぶなか、福士川を渡ったラーメン屋まで400mの遠征です。



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