思親山
内船集落から思親山を望む
【行程】 | 12/8(土)晴れ [三石山から=>佐野峠11:21/11:29−思親山11:56/12:02−P12:23/12:41=>篠井山へ] |
【メンバー】 | 隊長、林道の鴉天狗 |
○12時半まで工事中の看板に怯えつつ、林道を下りますが・・・天は我らを見捨てなかった。何故か本日の工事は行われていなかったのでした(・・土曜日なのに)身延線沿いに南下して内船駅の北側踏切を渡ります。ここからの道は入り組んでいますが、案内標識が豊富にありますから迷う心配はありません。路面状況は良いのですが、道が細いので擦れ違いは厳しい。
○最後の細い林道を登ると切通しの向こうに青空が覗きます。そして正面には大きな雪を被った富士山が輝いています。これは意表を突いた感動的な風景でした。佐野峠には立派な駐車場とトイレ・東屋があり、正面に富士山が大きく望まれる絶好のロケーションです。他に車はいませんから独り占めでした。ところが冷たい強風が吹き、落ち着いて展望を楽しむどころではありません。
○思親山までは東海自然歩道の遊歩道です。のっけから丸太の階段が延々と続きます。出発しようとしたら微かに鈴の音がして、単独行が降りて来ました。車が無いのに何処から登った?数々の疑問は頭に浮かびますが、時間が惜しいので質問せずに出発です。急な階段を上ると傾斜は緩くなり、思親山林道終点への分岐を過ぎると最後の登りとなります。
○お洒落なベンチのある広い山頂からは、富士山の雄大な眺めが得られます。こちらでは数人のパーティが食事中でした。どうしてか山頂だけは風が弱くて暖かいぐらいでした。時間があれば林道周遊コースを取るところですが、ここは素直に来た道を戻りましょう。
○車に戻り富士山を眺めながらの贅沢な昼食を摂ります。随分と時間が押してしまいましたが、最終目的地の篠井山を目指します。帰りの林道では前方からの車が無いことを祈りつつ下りましたが、登山隊は運に見放されていませんでした。ただ細い道の下りは予想以上に時間が掛かってしまいました(・・鴉天狗よ、お疲れ様でした)
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