三石山

山頂にある大石(三石のいわれ?)



【行程】 12/8(土)曇り [たまプラーザ4:40=(車)=大崩登山口7:53/8:04−展望台9:04−三石山9:29/9:39−展望台10:02−P10:32/10:36=>思親山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



○『身延線沿線の山梨百名山は今回で最後にしよう』眦を決しての出撃です。ところが早朝の天気予報が「雪」とはどういうこっちゃ!ただし7時からは晴れということなので、それを信じて遅発ちとなりました。富沢町に入ると富士川の対岸にそそり立つ山には、絶壁に白い雪の筋が走ります。何とも格好良い姿ですが・・・あとで登る篠井山のようです(アイゼン無いし困ったなぁ)


展望台から八紘嶺を望む三石山の山頂にて○身延駅から林道を辿りますが「工事中(予告)」の看板が・・・中部横断自動車道の工事です。まだ8時半の開始時間前ですから、重機の並ぶ工事区間を何とか通過することができました。舗装がはがれ路面の荒れた狭い林道は、擦れ違いもままなりません。大崩集落からは更に細い路を上がると最終民家の登山口です。3台も停めれば一杯の駐車場に他の車はありません。段々畑に繋がれた番犬が盛んに吠えてきます。仕方が無いので愛嬌を振り撒きながら通過いたします。


○計画に比べて歩き出しが少々遅くなりましたが、冷え込む寒さに脚の状態は思わしくありません。鴉天狗などは始めからストック頼みです。植林された支尾根を登って行くと主稜線に着きます。昔は稜線上の道がメインだったようですが、簡単な登山道が開設されたのでした。さあこれからは楽しい稜線歩きです。



○少し行くと展望台です(1100mの三角点)ここからは西に展望が開け、雪を被った八紘嶺の荒々しい姿が望めます。雲間から日が差すこともあるのですが、ときどき強い西風が吹き雪雲を運んできます「可笑しいなあ天気予報ではそろそろ晴れるはずなのに」思わぬ寒さに身体は縮こまります。



○ちょっとした鎖場をすぎると傾斜は緩くなり、尾根の東を巻きながら山頂に向かいます。枯葉の積もった登山道を登ると神社の社が建っていました。山頂は社の奥にありました。山梨百名山の標柱にタッチ。順調に下山したものの時間は計画を大きく上回ってしまいました(そもそも計画が甘い)気合を入れて登山隊新記録の4分で駐車場から離脱です。次の登山口である佐野峠を目指しますが、林道の看板には12時半まで工事中との警告が・・・万事休す!



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