滝戸山
落葉して見晴らしが良くなった山頂
【行程】 | 11/25(日)快晴 [道の駅とよとみ6:45=(車)=滝戸山林道7:04/7:12−境川分岐(林道)8:05−滝戸山8:46/9:00−P9:45/9:50=>富士見山へ] |
【メンバー】 | 隊長、林道の鴉天狗 |
○それにしても寒い、おまけに暗い。シュラフから出るのが億劫です。何だかんだとウダウダして6時過ぎになってしまいました。早発ちの野望は脆くも崩れ、あとに残ったのは空しい計画書です。甲陽学園の脇を入ると細い滝戸山林道となります。奥に進み橋を渡るとトイレとベンチのある登山口に到着です。数台が駐車可能ですが他の車はありません。
○登山道は落ち葉が深く積りあまり歩かれた様子はありませんが、道標は整備されているので迷う心配はありません。山頂まで1.5Kmを過ぎてトラバース気味に高度をあげると、木々の間から南アルプスの展望が得られます。朝日を浴びた北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、赤石岳、聖岳など素晴らしいパノラマが展開します。昨日は鳳凰三山の影に隠れていた甲斐駒ケ岳も鋭い稜線を見せてくれました。
○さらに高度を上げると林道に接近します。境川分岐との道標があります。右に山腹を巻き、支尾根に取り付くと苦しい直登です。枯葉を踏みしめながら徐々に高度を上げて行きます。やがて主稜線に着くと「山頂まで0.14Km」のふざけた道標が現われました。山頂からは木々の間から南アが望まれますが、三角点の手前の石碑の辺りからは木々に遮られることなく展望が得られます(ガイドブックには書いていない冬の登山の醍醐味ですね)
○予定より時間が押していますから、熱いココアを飲んだら下山しましょう。落ち葉を蹴散らしながら軽快に下ります。ただ落ち葉の下に石が隠れていて、うっかり乗ると滑るので注意が必要でした。それでも45分で駐車場に着き、わずか5分間で出発という神業でした。それにしても期待していなかっただけに、思わぬ展望にホクホクの隊長でした。次の富士見山は展望に優れているとのことなので、この晴天が保つことを祈りつつアクセルを踏み込みます。
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