横尾山

山頂手前のピークから横尾山を望む



【行程】 9/9(日)晴れ [甘利山から=>信州峠11:18/11:23−カヤトの原12:04−横尾山12:24/12:34−信州峠13:19/13:35=(車)=たまプラーザ17:30]
【メンバー】 隊長




カヤトの原は金峰山と瑞牆山の展望台 ○甘利山から離脱した隊長は一路信州峠を目指します。韮崎市内の渋滞はありましたが1時間強で到着です。10台程の駐車場は登山口近くに2台分の空スペースがありました。きっともう下山して帰ったのでしょう。横尾山は往復2時間40分と昼から登るには手頃な山です。でも小型バスが停まっているのが少々気になります・・・団体がいたら嫌だなぁ。


○道路の反対側の擁壁沿いに階段があり登山口となります。しばらく林の中を進むと急坂が始まりました。ここで大型犬を連れた登山者を抜きますが・・・リードを付けないのはマナー違反でしょう。ここを登り切るとカヤトの原となり展望が開けます。甲府盆地の北側に位置する奥秩父方面は、先ほどの甘利山とは違い晴れ渡っています。青空に白い岩肌が天を突くような瑞牆山の鋭鋒が聳え立ち、後方には五畳岩を載せた金峰山がどっしりとした山容を見せてくれます。


誰も居ない山頂には山梨百名山の標柱が寂しげ○真上から容赦なく夏の太陽が照り付けますが、涼しい風が吹き上げて来ますので軽快に足が運びます。あと50分の道標に勇気づけられ先を急ぎ、のんびり歩いている家族連れを追い抜いて行きます。いくつか小ピークを越えて山頂を目指しますが「あと10分」の標識に目が点になる隊長。どう考えてもあと50分の道標から14分しか歩いていません。何かの間違えではないでしょうか。もし本当だとしたら隊長はワープしたとしか考えられません。


○山頂直下で20名以上のオバサン団体とすれ違います(山頂で無くて良かった)本当に先ほどの標識から6分で山頂でした。ここのコースタイムは一体全体どうなっているのでしょうか。家族向けとはいえここまで大甘なものは珍しい。確かに岩がある縦走路は歩き難いものがありますが、隊長は華麗にステップを踏んでスイスイ通過しましたよ(ここで自慢かい?)


○誰も居ない山頂を独り占めです。南に開けた山頂からは南アルプスの山々が望まれるはずですが、残念ながら雲に隠れていました。八ヶ岳も雲に覆われて裾野しか見えませんが、北側には木々の向こうに天狗山・男山・御座山が望まれます。あまり早く下山すると、団体さんに狭い山道で追いついてしまうので暫し休憩しましょう。気持ちの良い風が頬に当たり、シャツの汗がみるみるうちに乾いて行きます。


○帰り道では往に会わなかった単独行とすれ違います『あれあれ、隊長よりも遅い登り出しとは・・・』どうしても他人を批判しがちな自己中でした。カヤトの原で団体を抜くと一気に下ります。途中で先ほどの犬連れが休んでいました。犬がバテた?いえいえ蜂に刺されて登頂意欲を無くしたようです。細い道で機嫌の悪いワンちゃんの鼻先を通過するのは恐々です『ちゃんとリードしてくれ〜』(隊長の心の叫びでした)


○横尾山は登りもきつくなく尾根道の展望も良いので、そこそこ人気がある山なのでしょう。道標も整備され登山道も歩き易くなっていますから、初心者には打ってつけ山でした。ということで本日はお手軽な山梨百名山を3座ゲットしました。とくに後半は天気にも恵まれ良い汗をかくことができました。帰りの中央道は18Kmの渋滞となりましたが、出発が早かったので何とか4時間で帰れたのは幸いでした。



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