位山・川上岳

天空歩道から川上岳を望む


8/7(日) 奥三界山    
    8(月) 小秀山        
   9(火) 位山     ・   川上岳   
  10(水) 経ヶ岳   
  11(木) 能郷白山  ・   冠山   
  12(金) 藤原岳   


【行程】 8/9(火)晴れ時々曇り [高山4:55=(車)=ダナ平林道巨石群口5:43/5:59−位山6:35/6:40−1443m三角点7:49−川上岳9:04/9:25−三角点10:27−位山11:43−駐車場12:13/12:28==大野15:15(ホテルサンレア21泊り)]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗




巨石群登山道の天岩戸 ○位山と川上岳は直線距離で5Kmしか離れていません。地形図をみても大きなアップダウンは無いようです。そして2山を結ぶ縦走路は「天空歩道」と呼ばれる快適な登山道となっています。一方で川上岳へのアプローチは林道が悪いので一般車では厳しいものがあります。そのようなわけで位山から川上岳へと縦走路をピストンすることにいたします。



位山の展望広場からは白山が美しい○午後から天気が崩れる予想ですし、往復に5時間かかるようですから早立ちといたします。位山への最短ルートはダナ平林道の終点から巨石群登山道をたどります。ところが林道の入り口に「工事中で通行止め(8:30〜17:00)」との看板があるじゃありませんか(行きはよいよい帰りは恐い状態です)ですが、前進あるのみ「突っ込めー!!」・・・林道は上部で舗装工事中でした。



○登山口からは良く整備された道が巨岩の間を縫いながら登って行きます。天岩戸でスキー場からの道を併せると平坦な道となり奥に進みます。白山の展望広場を過ぎ川上岳への分岐を越えると位山の山頂です。こちらには三角点があるだけで展望もなく、あっけなく着いた頂は印象の薄いものでした。



○川上岳分岐まで戻り、いよいよ縦走の始まりです。笹は刈ったばかりで広い立派な歩きやすい道が続きます。小さなアップダウンを繰り返しながら、次第に正面に見える川上岳が大きくなります。恐れていた猛暑は樹林帯が多くあり炎天下での歩行は少なくてすみました。また午前中は低い雲海が眼下に広がり、上空は高曇りという理想的な展開で、遠望が得られる上に直射日光が避けられるという幸運でした。



川上岳から位山を望む川上岳の山頂にて至福の時を過ごす(レギンスも好評)○でも道標の距離表示が誤っているものがあり途中が長く感じました(位山から2Km、4Kmが長く、6Kmはあっという間に来てしまいました)川上岳への最後の登りは急なところはなく、お散歩気分で到着です。山頂では360度の大展望が待っていました。誰も居ない山頂からは正面に御嶽山、乗鞍岳、その奥には北アルプスの山々が穂高・槍・剣まで見通せます(若干雲が掛かりますが)反対側には白山が大きな存在感を示しています。爽やかな風が通り抜ける至福の頂でした。



○帰りの縦走路も暑さは何とか凌ぐことができ、安定した歩調で戻ることができました。位山まで戻ると2人連れが展望広場で休んでいました(本日初めての登山者でした)巨石群の道を下って行くと、登ってくる2人連れに出会います「林道通れました?」「もう工事は終ったようですよ」これで一安心です。17時まで閉じ込められたらシャレではすみません。



○林道工事は終了というより昼休みで中断という感じでしたが、何とか無事に脱出できました。初日の奥三界山は身体が慣れていなかったようで大変消耗しましたが、本日の位山から川上岳への縦走は心配していた熱中症もなく無事に終了しました(新兵器のレギンスも好評です)天空歩道は気持ちの良い道ですので季節の良いときに是非とも訪れてください。意気揚々の登山隊は大野市を目指します。



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