吾妻山
早朝の山麓から吾妻山を望む
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【行程】 7/17(日)快晴 [庄原H6:24=(車)=吾妻高原キャンプ場7:08/ 7:14−吾妻山7:46/7:53−駐車場8:20/8:30=>道後山へ] 【メンバー】 隊長
○庄原から1時間弱で吾妻高原キャンプ場です。先行車は1台だけの静かな駐車場でし た。池の手前を西に向かうと草原で登山道に出合います。概念図では分かりにくのです が、地形図を見れば一目瞭然です。草原を過ぎると木の階段となり本格的な登りです。 見る間に草原と池が眼下になり休暇村ロッジの赤い屋根が印象的です。思わず地上の楽 園という言葉が頭を過ぎります。
○途中で早朝登山の夫婦連れとすれ違います。きっと麓の宿舎に泊ったのでしょう。隊 長は羨望の眼差しでした。それにしても「大した登りはなく、丘をのぼるようなもの」 などというNET情報を信じた隊長が馬鹿でした。気持ちの緩みは如何ともし難く、気 力を振り絞るのに苦労しました。そのかわり山頂では素晴らしい展望が待っていました 。
○遠くに大山のギザギザの稜線がシルエットで望まれ感無量です。周囲の山々には馴染 がありませんが、方位盤があるので山座同定をいたします。360度の大眺望は流石に 300名山の名に恥じませんが、気のせいか隣の比婆山の方が立派なような感じです。 お花畑とか高原の池などの総合力で勝ち取ったのでしょうか。
○下りの南稜線は緩い傾斜です。一面の綺麗なお花畑が続き、左手には比婆山が大な山 容を見せてくれます。時間があればゆっくりと往復したいものです。分岐からはブナ林 の中の巻道となりバンガロー村に出ます。駐車場に戻ると軽自動車のご夫婦が出発準備 中でした。この時間で2組目とは、どうも夏には人気が無いようです。わずか1時間強 のお手軽登山でしたが、朝の清々しい大気のなか気持ちの良い汗を掻くことが出来まし た。
○次の目的地は道後山ですが、カーナビの指示に従って寂しい道に誘い込まれます。細 く暗い道には落ち葉が積り車の通った跡がありません。無理やり山の中を通過すると比 婆山への分岐がありました。地図を見ると山頂付近まで道が通じていますが、今日は先 を急ぐのでパスいたします。
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