扇ノ山
河合谷林道から扇ノ山を望む
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【行程】 7/16(土)晴れ [たまプラーザ5:00=(バス)=羽田5:54/6:38=(ANA293)=鳥取7:48/8:07=(レンタカー)=水とのふれあい広場9:15/9:27−扇ノ山10:22/10:32−駐車場11:14/11:28=>那岐山へ] 【メンバー】 隊長
○300名山巡礼の旅もいよいよ最終コーナーに突入いたしました。中国地方に残った5山を海の日の三連休に片づけてしまいましょう。まずは鳥取県の扇ノ山です。朝一番の便で鳥取へ飛び、レンタカーで登山口に向かいます。河合谷林道は狭くて曲がりくねっていますが、舗装された良い道です。
○軽自動車の後ろに付いて河合谷牧場脇の緩い坂を登って行くと、前方に小鹿が飛び出します。慌ててブレーキを踏みますが、両側の茂みに逃げ込まずにドンドン道路を駆けて行きます。狭い道なので追い抜こうにも追い抜けません。数百メートルも追跡を続けたら、立っているのも辛く倒れそう。脇を通ろうとすると立ち直りまた走り始めます。始めは時速30Kmぐらいでしたが、最後は10Km以下となり衝突寸前で躱します。隊長はとっさにブレーキを掛け逃がしてあげました(まったく冷やりとするぜ)
○水とのふれあい広場には先行車が2台。出発準備中に地元のオバサンが到着です。東京から来たと聞いて驚くオバサン「実は300名山狙いなのです」「百名山は1000万円かかるって聞いたけど、300名山だったら3倍?」「それは何処の誰だか知らないけれど、トンデモナイ大名登山ですよ」・・・そんなことしてたら隊長はとっくに破産してまっせ。
○ほとんど登りらしい登りもなく、だらだらと遊歩道を歩きます。登山口と山頂との標高差150mを3.2Kの道程です。ところが周囲には見事なブナの原生林が広がり意外な山深さでした。ほとんど負荷を掛けずに登ったのにも拘わらず吹き出す汗。午前中から30度を超える暑さにゲンナリです。山頂の手前に展望台がありましたが、馴染の無い山並みが続き興味が湧きませんのでパス。すぐに立派な避難小屋の建つ山頂でした。こちらからは南の展望が開けます。そそくさと三角点に挨拶を済ませ、避難小屋で暑さを避けます。
○水とのふれあい広場の脇には水場があり、手を入れると痺れるような冷たい水が流れています。顔を洗い汗まみれになった身体を拭いてリフレッシュいたします。生き返ったところで、岡山県の那岐山へ向かいます。扇ノ山はあまりにあっけない300名山で したが、唯一の収穫は見事なブナ林でした。
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