鷲ヶ岳
大日ヶ岳中腹から鷲ヶ岳を望む
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【行程】 6/12(日)晴れ [ダイナランドスキー場11:00=(車)=一服平11:56/12:03−鷲ヶ岳12:27/12:40−一服平12:55/13:09=ふたこえ温泉13:52/14:39=たまプラーザ20:55] 【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○鷲ヶ岳についてはあまり事前調査をせずに、ガイドブックのコピー持参でした。大日ヶ岳から下山後に慌てて熟読したところ、一服平に直接行ける林道があるとのこと。車は4駆のレガシィだしぃ、ここはチャレンジしてみましょう(楽ができるし〜)
○県道452は狭く寂しい道です。突然、鴉天狗が急ブレーキ「ありゃ何だ!!」地図を見ていた隊長が顔を上げると、目の前にカモシカ君が居るじゃありませんか。前方10m、道の真ん中でこちらを見ています。写真を撮ろうとしたら小首を傾げて谷へ消えて行きました「あれは何?」「カモシカじゃん」「お尻が黒いのに鹿?」・・・ええい、訳の分からんことを言って。鹿の尻は白いが、カモシカの尻は黒いのだ・・・常識だろうが。
○立石キャンプ場からの林道はかなり荒れたダートでした。入口の案内表示によると、車で一服平まで入れるそうです「登り1時間・下り30分」ですって(・・歩いてかなぁ)ガタガタ道を15分ぐらいで登山道の標識があり、さらに進むともう一度登山道の標識が出て林道は行き止まりです。数台の車が停められるスペースに3台の先着がありました。その中の1台に犬が閉じ込められているじゃありませんか・・・こりゃ虐待だぁ!
○丸太の階段をグングン登ります。かなりの急登が続きますが、先は長くないので歯を食いしばって頑張ります。高度を稼いで行くと展望が開け林道は眼下になります。平坦地になると正面に山が大きく聳え立ちます。後ろから追いかけて来たヘルメットの男性は笹藪に消えました(きっと山菜取りでしょう)
○再び急登をこなすと待望の山頂です。それにしてもわずか30分で山頂とは悲しすぎる。でも展望は抜群で方位盤で山座同定いたします。乗鞍岳や御嶽山が遠くに眺められます。白山から猿ヶ馬場山、手前には午前中に登った大日ヶ岳など多くの山々が望まれました。
○帰りには「ふたこえ温泉」に立ち寄り汗を流します。ありがちなバブリー建物で嫌な予感がしましたが、やはり循環・沸かし湯でした。脱衣場に入ると鼻をつく塩素の臭いに閉口です。表面ばかり飾ってみても切なくなるだけです、ぜひともお湯の力で勝負して欲しいものです。
○一服平への林道の荒れ具合は少々気になりますが、普通車でも慎重に運転すれば通行は可能と思われます。この登山口まで車で入れたら、こんなお気軽300名山も珍しいでしょう。今回は2日で4山と強行軍でしたが、こんな山ばかりだとバチが当たるかもしれません。梅雨の合間を縫っての急ぎ働きでしたから仕方がありませんね。帰りの東名は30Kmの渋滞でしたが、何とか9時には帰宅することができました。
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