白木峰

草原の桟道で山頂を目指す


6/11(土) 大門山   ・  白木峰 
   12(日) 大日ヶ岳  ・  鷲ヶ岳  


【行程】 6/11(土)曇りのち晴れ [ブナオ峠13:35=(車)=8合目15:30/15:37−白木峰16:09/16:22−8合目16:42/16:49=大長谷温泉17:13/17:40=道の駅上平18:59(泊り)]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗




山頂に立つと天気は急回復した ○時間が無いので五箇山=利賀の最短ルートである山の神峠を越えて行きます。舗装された道は意外に広く、トンネルを抜けるとあっと言う間に利賀でした。この道でクラッシクカーのラリーが開催されていて、懐かしい60年代の名車たちに再会することができました。GWに訪れた時には閉まっていた杉ヶ平キャンプ場のゲートはきっちりと開いています。白木峰への林道は舗装されていますが、狭い曲がりくねった道です。


○ぐんぐんと高度を上げて行くと次第にガスが濃くなり一面の乳白色となり、路肩の赤白ポールを頼りに徐行することになります。やがてトイレのある8合目駐車場に到着です。ブナオ峠からわずかに2時間でした。軽トラックなど3台が停まっていますが、どうも登山客では無いようです。


○駐車場からは丸太の急な階段が続きます。途中で林道を横切るとコンクリートの土台が残る広場に出ました。ここからは草原の緩い登りとなり、池塘の広がる稜線の桟道を辿ります。ほんの一足で山頂です。林道ではガスが濃くフロントガラスに水滴が当たっていたのに、山頂の天気は急回復です。


水色の三角屋根が可愛い避難小屋○遠方の山々こそ望めませんが、周囲の草原や峰々が嫋やかな姿を現してくれました。何たるラッキー!柔らかな午後の日差しを浴びて、鴉天狗の幸せそうな顔はまるで仏様のようです(どうやら歳とともに純化するようです)水色の三角屋根が印象的な避難小屋が下に見えます。あんな所で一泊するのも一興ですね。


素朴な外観が好印象の源泉掛け流し大長谷温泉○帰りには山麓にある大長谷温泉に立ち寄ります。まずは素朴な外観に好印象です。玄関を入ると正面に囲炉裏があり、地元の人が談笑しています。そして「何と、源泉掛け流しじゃありませんか!」わずか500円で正しい温泉を味わえる・・・何という贅沢な施設なのでしょう。山の汗を流し、肩までお湯に浸かれば疲れは飛んで行きます。


○五箇山の道の駅上平まで戻ります。飛騨牛コロッケ定食と五箇山豆腐に舌鼓を打ち、ジョッキを傾ければ笑顔は途切れません。本日は悪天候にも関わらず天気予報を信じて出撃してきて本当に良かった。2山ともに山登り自体は短時間で物足りないものでしたが、ひたすら林道の開通を待ち続け、1000円高速終了を目の前にしての出撃で、ようやく得ることが出来た満足度の高い頂でした。



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