筑波山

筑波神社前の青木屋から筑波山を望む



【行程】 10/05(火)晴れ[鷺沼6:41=(東急・東京メトロ・つくばTX)=つく ば8:49/9:00=(関東鉄道バス)=筑波神社入口9:40−筑波神社9:50/ 10:00−弁慶茶屋跡11:21/11:32−女体山12:21/13:14−御 幸が原13:30/14:05−筑波神社15:25/16:17=(車)=ホテルグ ランド東雲17:00/20:12=(マイクロバス)=つくば20:17/20:1 9=(つくばTX・東武・東京メトロ・東急)=鷺沼22:08)]
【メンバー】 隊長、山Genさん、S泉さん、D堀さん、S杉さん、S野さん、Fiさん 、(P所さん)




○今日は山Genさんの百名山成就の日です。山Genさんは隊長がN社時代にお世話 になった大先輩です。学生時代に22座まで登られたのですが、定年を前に百名山を志 し、以降7年間掛けて見事に完登されました。幹事役のS泉さんからのリクエストで、 S泉さんの地元茨城県の筑波山を百山目に選ばれました。

○当日は麓からの登山隊7名のほか、ケーブル利用の山頂合流組と祝賀パーティだけ出 席組の総勢22名となりました。もちろん隊長は登山隊ですが・・・この歳で一番若い とはどういうこっちゃ!(平均年齢は60代半ばです)筑波神社拝殿前に集合して登山 の無事を祈願してから出発です。昨日までの雨模様も一転して秋晴れとなり、まるで山 Genさんの快挙を祝福しているようです。

弁慶茶屋跡から女体山のピークが望まれる○道が濡れて滑るかもしれませんから、比較的緩やかな白雲橋ルートから登りましょう 。この道は前回の下山ルートです。安達太良山の帰りに立ち寄り、最終のケーブルで登って女体山で日没となってしまいました。真っ 暗ななかを小さなマグライトを頼りに、手探り状態で下りてきた苦い思い出の道です。 筑波山は標高こそ877mと低いのですが、筑波神社の標高が300mですから結構な 登りです。でも道は広く整備されていますから何の問題もありません(一部の参加者の 体力だけが心配です)

登頂を喜ぶ隊長(久し振りのアップです)○でも休み休み登れば脱落者もなく弁慶茶屋跡に到着です。小さな広場になっていて、 つつじが丘からの道を合わせます。ここで山Genさんから蜜柑の差し入れです。疲れ た身体に柑橘類は何よりですが、重いのが玉に瑕です(まして7個ともなれば)・・・ そんなにも気を使っていただき恐縮です。

○ここからは奇岩の間を縫いながら山頂を目指します。最後の岩場では小学校の遠足の 生徒が長蛇の列です。急ぐ旅でもありませんからノンビリとお尻に付いて行きましょう 。ようやく奥の院から裏手に回ると待望の山頂です。女体山の岩稜に「おめでとうござ います!」拍手とともにお祝いの言葉が飛び交います。

女体山の山頂で山Genさんの百名山完登を祝う○平日とはいえ人気の筑波山です。多くの登山者に祝福され山Genさんも感無量の様 子です。苦しくも楽しかった百名山巡礼の日々が、走馬灯のように蘇ったのではないで しょうか。ケーブル組と合流し、厳かに百名山完登の儀式を執り行います。サプライズ としてS泉さんのザックから立派なお祝いの横断幕が飛び出しました。

○ケーブル終点の御幸ヶ原で茶店に入り・・まずは乾杯です。アルコールは少し入りました が、下りは急な御幸ヶ原コースをとります。今度は登山隊に鉄ちゃんが一人追加です。 大きな杉林のなかに延々と続く木の階段を下り、ケーブルの横を通って膝が笑い出した 頃に、ようやく筑波神社に到着です。青木屋の展望風呂で汗を流してから、祝賀会場の つくば市内のホテルに車で向かいます。

○山Genさんのお人柄でしょうか。わざわざ徳島や関西からお祝いに駆けつけた同期 の人もいます。沢山の友人たちに囲まれ祝福される山Genさんの姿は輝いていました っけ「これが年金生活者のパーティ?」豪華絢爛の祝賀会はご本人のユーモア溢れる謝 辞で、最高潮の盛り上がりとなりました。



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